すでに、FWクライグ・ベラミーの補強にトッテナムが動くのではとの金銭面では現実味の無い報道が流れているが、それよりは若干現実的な補強プランとしてDFマイカ・リチャーズの獲得をトッテナムが画策しているとの内部情報が伝えられている。
なお、同情報筋によれば、その移籍が実現するとすればマーケット開始後の早い段階だということだ。
なお、現地時間の今夜、ポーツマスはフラットン・パークでアーセナル戦を控えているが、前節に今季5枚目のイエローカードを受けたMFジェイミー・オハラは出場停止となっている。
同紙は、すでにトッテナムが提示したこのオファーをディナモは拒否したと伝え、同金額のオファーでは今シーズンいっぱいロブレンはザグレブに残りクラブ間の戦略的提携を結んだ上で来夏からロブレンがトッテナムに加入するという移籍形態をトッテナム側が打診していたとされている。さらに高額のオファーをトッテナムが用意しているとの話も出ているようだ。
なお、ロブレンは20歳のセンターバックで、チェルシーやオリンピック・リヨンも獲得に関心を示しているとされている。これら複数クラブから高額のオファーが提示されれば、ディナモ側も移籍に合意する可能性があるとみられ、ポジション、年齢、国籍とトッテナムが獲得を志向する条件が揃った選手であるため、興味深い報道となっている。
なお、ハマーズ戦のゴールで今季プレミアリーグでの得点数を14としたデフォーは、チェルシーのドログバと並び得点王争いの首位に立っている。
この試合でも最近続いている好パフォーマンスに4試合連続無失点を果たしたトッテナムは、さらにMFルカ・モドリッチとDFレドリー・キングが久しぶりの先発復帰を果たし、シーズン後半戦に向けて好材料が揃っている。
この試合の後のスカイスポーツのインタビューでハリー・レドナップ監督は、「我々のフットボールは素晴らしい状態にあり、後半は広くピッチを使い、素晴らしい攻撃の展開を見せることができた。前半は試合を支配していたものの、1‐0の点差では戦況が一変する危険性が伴なうからな。相手にしてみれば厳しい試合だったろうが、今日は我々が圧倒的に強かった」とコメント。
さらに、注目されるトップ4入りの実現の可能性について質問を受けたレドナップは、「昨シーズンの展開を考えれば、我々はこれからもトップ4に留まることができるはずだ。このままの調子を維持して結果を出し続ければ良い」と、降格圏内からシーズン後半戦にいっきにヨーロッパ・リーグ(旧UEFAカップ)出場権を争うまで順位を押し上げた昨シーズンと同様の奮起を示唆している。
この試合後のインタビューでピーターバラのマーク・クーパー監督は、「前半のパフォーマンスは受け入れがたいものだった。カーディフと競り合うこともできず、タックルも、ヘディングでの競り合いもできぬ、全く何もできない前半だった。戦う意欲が無いのにフットボールの試合に勝てるわけがない。それは、草サッカーでもプレミアリーグでも同じことだ。ハーフタイムにはあまり選手に多くを語らなかったし、正直、私も愛車で家路に着くことを考えていた。だが、陣形を変え、陣容を変えたら、息を吹き返した。カーディフはおそらく楽勝だと思ったのだろうが、結果は我々が1ポイントを獲得した。後半が始まるまで、我々がまともにプレーできなかったことにはまだ苛立ちを覚えるがね。昇格を目指すチームを相手に45分間で4ゴールを決めるだけの力が我々にあるのならば、90分間そのパフォーマンスをしたらどうなっていたのだろうね」と語っている。
1月2日(土)に対戦するピーターバラ戦は、前半のリードで気を抜くことは許されなそうだ。
チェルシー 2-1 フラム
エバートン 2-0 バーンリー
ストーク・シティ 0-1 バーミンガム
トッテナム 2-0 ウェストハム
ウォルバーハンプトン 0-3 マンチェスター・シティ
今月初めに就任したホセ・アウレリオ・ゲイ監督の右腕として現在リーグ19位と低迷するサラゴサのシーズン後半戦の巻き返しをナイームが図ることになる。
| スパーズ | スタッツ | ウェストハム | ||
| 2 | ゴール | 0 | ||
| 1 | 前半ゴール | 0 | ||
| 4 | 枠内シュート | 2 | ||
| 14 | 枠外シュート | 2 | ||
| 6 | 被守備ブロック | 1 | ||
| 9 | コーナーキック | 3 | ||
| 9 | ファール | 15 | ||
| 3 | オフサイド | 1 | ||
| 2 | イエローカード | 3 | ||
| 0 | レッドカード | 0 | ||
| 80.1 | パス成功率 | 76.7 | ||
| 18 | タックル | 23 | ||
| 83.3 | タックル成功率 | 82.6 | ||
| 53.7 | ボール支配率 | 46.3 | ||
| 55.2 | 敵陣進軍率 | 44.8 |
トッテナム・ホットスパー:ゴメス、チョルルカ、ドーソン、キング、アスエコト、レノン、ハドルストン、パラシオス、モドリッチ、デフォー、クラウチ
控え:アニック、ベイル、バソング、ハットン、ジェナス、クラニチャル、キーン
ウェストハム:グリーン、ファーベル、トムキンス、アプソン、イルンガ、コリソン、コバチ、パーカー、ベーラミ、ディアマンティ、フランコ
控え:ステッフ、スペクター、ダコスタ、ペイン、ヒメネス、スタニスラス、Fノーブル
内部情報筋が伝えたところによると、この夏にシェフィールド・ユナイテッドから加入したDFカイル・ノートンが1月に半年ローンで古巣であるシェフィールド・ユナイテッドに戻るようだ。
ノートンと同時にトッテナムに移籍したDFカイル・ウォーカーはシーズン開幕前にブレイズへのローン・バックとなっており、そのウォーカーが負傷により2ヶ月ほどの離脱になることを受けてのノートンのローン移籍とみられている。
ブラックバーン対サンダーランド
チェルシー対フラム
エバートン対バーンリー
ストーク・シティ対バーミンガム
トッテナム対ウェストハム
ウォルバーハンプトン対マンチェスター・シティ
12月29日(火)
アストンビラ対リバプール
ボルトン対ハル・シティ
12月30日(水)
マンチェスター・ユナイテッド対ウィガン
ポーツマス対アーセナル
バーンリー 1-1 ボルトン
フラム 0-0 トッテナム
リバプール 2-0 ウォルバーハンプトン
マンチェスター・シティ 2-0 ストーク・シティ
サンダーランド 1-1 エバートン
ウェストハム 2-0 ポーツマス
ウィガン 1-1 ブラックバーン
ボクシング・デーのロンドン・ダービーは、好調フラムの攻撃に再三脅かされながらもGKエウレリョ・ゴメスの好セーブなどで何とか3試合連続の無失点に押さえ、勝ち点1を持ち帰ることに成功したが、チャンピオンズリーグ出場圏である4位以内を目指すためにはさらに良い結果が期待されていたのも事実。
ここで勝利していればリーグ順位を3位に上げ、今節に直接対決を控える3位アストンビラと4位アーセナルにプレッシャーを与えることが可能であったが、この引分けがトップ4争いにおける『躓き』ではないと考えるハリー・レドナップ監督は、「出来る限り高い順位でシーズンを終えることを目指している。上位陣に食い込むことも可能だろう。これまでも私が言っている通り楽な道程ではないが、可能なはずだ。可能である限りは、信じ続ける。私がこの場で、『トップ4など不可能だよ』と口にしてしまったら、我々は何を目指せばいい?我々なら出来ると私は信じているし、選手たちも信じている。信じることが出きなければ、我々の持つ力を出し切ることが出来なくなってしまう」と試合後のスカイスポーツのインタビューでコメント。
さらに、フラムとの試合について、「良い守備をしていたと思うよ。キーパー(ゴメス)はエクセレントなパフォーマンスを続けているし、組織として皆が良く働いている。試合全体を通じても、貴重な勝ち点1だな。我々は良いコンディションにある。今シーズンは、タフなリーグが展開されている。チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドの2強ですら、楽に勝てない状況だ」とレドナップは振り返っている。
| フラム | スタッツ | スパーズ | ||
| 0 | ゴール | 0 | ||
| 0 | 前半ゴール | 0 | ||
| 6 | 枠内シュート | 3 | ||
| 9 | 枠外シュート | 5 | ||
| 1 | 被守備ブロック | 2 | ||
| 4 | コーナーキック | 3 | ||
| 19 | ファール | 13 | ||
| 1 | オフサイド | 1 | ||
| 1 | イエローカード | 0 | ||
| 0 | レッドカード | 0 | ||
| 74.2 | パス成功率 | 71.1 | ||
| 21 | タックル | 18 | ||
| 66.7 | タックル成功率 | 77.8 | ||
| 52.9 | ボール支配率 | 47.1 | ||
| 46.2 | 敵陣進軍率 | 53.8 |
控え:アニック、ベイル、キング、ハドルストン、モドリッチ、デフォー、パブリュチェンコ
フラム:シュウォツァー、パントシル、ヒューズ、ハンゲラン、コンチェスキー、ダフ、マーフィー、ベアード、ゲラ、デンプシー、ザモラ
控え:ストックデイル、カリオ、スモーリング、グリーニング、エトゥフ、ネフラン、ジョンソン
代表レギュラーであったマンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンドの負傷離脱や、そのバックアップとなるマンチェスター・シティDFジョレオン・レスコット、ウェストハムDFマシュー・アプソンらが勝ち取れぬ代表での定位置。さらに本来であれば代表レギュラーの位置をも脅かす存在になるべきトッテナムのDFレドリー・キング、DFジョナサン・ウッドゲイトの相次ぐ負傷と、まだまだ今後流動的に変化しそうなイングランド代表のセンターバック。
前回のワールドカップでは、予備メンバーに名を連ねたが、その後に招集からは長らく遠のいているドーソンについてレドナップは、「マイケルは素晴らしいコンディションにあるし、それはイングランド代表でもやっていけるほどだろう。現在のコンディションを維持できれば、イングランド代表メンバーに入ってもやっていける。私にとっては、ファンタスティックな男だよ。この国のセンターバックでマイケルよりも優れたセンターバックはそれほど多くは無い。彼はリーダーであり、空中戦も強く、パスもできる素晴らしいディフェンダーだ。もしも誰か新たな人材が代表のポジションに登用されるのであれば、彼こそが相応しいだろうね」と語っている。
バーミンガム対チェルシー
バーンリー対ボルトン
フラム対トッテナム
リバプール対ウォルバーハンプトン
マンチェスター・シティ対ストーク・シティ
サンダーランド対エバートン
ウェストハム対ポーツマス
ウィガン対ブラックバーン
12月27日(日)
アーセナル対アストンビラ
ハル・シティ対マンチェスター・ユナイテッド
26日のフラム戦、28日のウェストハム戦に出場した後にその決断を下すことになるようだ。
10月から足の付根の負傷により離脱していたジョンソンだが、今週から練習を再開。トッテナム、チェルシーと続く2連戦には出場機会を得ることになりそうだ。
なお、元トッテナムのMFサイモン・デイビス、韓国代表のFW薛琦鉉(ソル・ギヒョン)、FWディオマンシ・カマラの3人は負傷により欠場が決まっている。
ベラミーの力量について高い評価を与えるレドナップは、「彼は優れた選手。優れた選手だがマンチェスター・シティに所属しているし、彼らも易々と手放したりはしないだろう。マン・シティに移籍する前に私は獲得を狙ったのは事実だ。彼はエクセレントな選手だと私は評価しているからね。しかし、マンチェスター・シティがクライグ・ベラミーを失いたくないのは確実だろうし、移籍が実現するとは思わない。この話は、私にウェイン・ルーニーの移籍について聞くのと同じだよ。もちろん、実現を願うしウェイン・ルーニーが欲しいが、彼の獲得に動くことなど無いし、よってそれが実現することなど無いんだよ」とコメント。
ベラミーは30歳で年齢的にも将来的な放出移籍金が見込めず、ストライカーと左サイドのミッドフィルダーをこなすが夏の時点よりも左サイドの補強の必要性は減反しており、さらに負傷がちでシティでの高額週給を提示することが非現実的と、トッテナムの補強方針から判断するに実現の可能性が極めて低いと思われる。
さらに直近では、マンチェスター・シティの監督交代劇により1月の移籍をほのめかしているFWクライグ・ベラミーの獲得のための資金を捻出するためにキーンの売却を視野に入れていると尾ヒレが付いている報道だが、まず、ダブリンで事前報告なしにクリスマス・パーティを主催したことでキーンにキャプテン剥奪の憶測があがった件についてレドナップは、「ロビーはキャプテンであり、その事は揺るがない。可能性は無いよ。絶対にね。その選択が脳裏を過ぎったことすらない。変えようとしたことすら無い」とこれを一蹴。
続けて、放出説についてレドナップは、「ロビーを売る気はない。ロビー・キーンほどの経験値を持った選手はなかなかいないからね。熱心でかつ経験が豊富な彼だから試合で発揮出来るものがある。決して失いたくはない選手だよ。彼にはまだ本当に大きな役割があるんだ。昨シーズン、彼を取り戻した際にそれまでとは一変した快進撃が始まった。チームを奮い立たせる役割を担ってくれたが、今シーズンもそれは変わっていない」とキーンの放出についても否定的な考えを明かしている。
8月にラムズに加入したリバモアはこれまで15試合に出場していたが、途中出場が多くレギュラー取りには苦労していた。フラムからローン中のDFフレデリク・ストアーと共にラムズのローン在籍がまもなく終了することを示唆するマイジェル・クラフ監督は、「彼らは所属元に戻ることになるだろう。今後、本人らにも話しをする。彼ら自身もきっと分かっていると思う。その後に我々は新たな選択肢を探ることになる」とコメント。
一方、ポーツマスでチームの主軸として活躍し、本人だけでなく両クラブ間も今シーズン終了までローン期間を延長することが本意であるとされているMFジェイミー・オハラだが、クラブ経営に問題を抱えるポーツマスに移籍活動における制裁が科された場合、オハラのローン期間延長が叶わない可能性があるとみられている。
なお、リバモア、オハラ共に、仮にトッテナムに戻った場合には、新たなローン先を探すことになると見込まれる。
負傷により長期離脱が見込まれているGKカルロ・クディチーニに替る控えゴールキーパーの補強が1月の移籍マーケットで予想されるトッテナム。いくつかの情報が選手名と共に出ているが、トライアル参加という事実を持って有力なトッテナム加入候補と見られていた26歳のリエスゴについてソシエダの関係者は、「トライアル以降、スパーズから何か連絡があると思っていたんだが、今日まで何の連絡もない」と、移籍への進展は全くないことを明かしている。
国外の選手の流入が特に激しい近年になって、イングランドのリーグ戦がクリスマスを含む年末年始の時期にも公式戦を組んでいることについて、MFニコ・クラニチャルはそれを受け入れるべきとの姿勢を明かしている。
イタリア人であるイングランド代表のファビオ・カペッロ監督も、不慣れなこのプレミアリーグの日程について選手の負傷などへの懸念からヨーロッパ規準への改善を求める意見を発しているが、26日のフラム戦、28日のウェストハム戦と連戦を控えて、スパーズ・ロッジで練習に励むクラニチャルは、「冬休みがあったほうが嬉しいかどうかについては答えるのが難しいね。もちろん、あれば選手たちは喜ぶだろうけどね。これは伝統であり、イングランドのリーグにはその歴史があるわけだから、簡単に変えることはできないよ」とコメント。
すでにポーツマス時代から数えてイングランドでは3年目を迎えているクラニチャルはさらに、「クリスマスの当日に練習をすることを気にしたりはしない。当日に試合があるのは望ましくはないけど、この日程にはもう慣れてるしね。選手たちは皆、フットボールが大好きだし、試合でプレーしたいという熱意がある。各々が、心を落ちつさせる時間を見つけて、リラックスしているんだ。確かに、クリスマスは家族や親しい友人と過ごす時間だけど、フットボールに集中するのも悪くは無いさ」と語っている。
一方、メンバー入りが有力視されていたDFセバスチャン・バソングは、今回の招集メンバーから漏れている。
昨シーズンを通じて、そして今シーズンここまでの安定した出場機会を通して、替えの利かない存在にまで成長を遂げたアスエコトの代役がチーム力維持のためにはカギとなるが、メディアは新たな選手の補強の憶測を伝える一方で、20歳のDFギャレス・ベイルに期待を寄せるハリー・レドナップ監督は、「一生懸命やってるし、練習では調子の良さを維持している。実戦での実力も向上させ始めている。ただ、ベノワが絶好調なためにギャレスは不運にも出場機会がないだけなんだ。ギャレス・ベイル以上の選択肢はないだろうから、新たな左サイドバックを探してはいない。本当に素晴らしい選手だ」とコメントしている。
他クラブへのローンといった報道もあるベイルだが、このレドナップのコメントを聞く限りではアスエコト不在のおよそ1ヶ月間、トッテナムの左サイドの守備を担うことになりそうだ。
腓骨骨折から先日のウォルバーハンプトン戦で復帰を果たしたものの、マンチェスター・シティ戦と前節ブラックバーン戦は軽度の足首負傷により最離脱となっているモドリッチ。しかし、トッテナムでは同じ左サイドミッドフィルダーを務めるモドリッチとクラニチャルが、近く同じピッチで共存する日が来ることを示唆するレドナップは、「監督としては、実に贅沢な悩みだな。ニコは我々チームで素晴らしい活躍をしてくれているし、確かな実力を持った凄い選手だ。ウィガン・アスレチックに9‐1で勝利した試合では、彼がとてつもない活躍をしてくれた。これからルカが戻ってくればさらに素晴らしいね。2人が同じチームでプレーできない理由など無いよ」とホットスパー誌で語っている。
さらに、新年の公式戦第一戦となるFAカップのピーターバラ戦について、「タフな試合になるだろう。FAカップに楽な対戦カードなどないからね。2年前、ポーツマス時代にFAカップを勝ち取った時も、クウォーター・ファイナルのマンチェスター・ユナイテッド戦にたどり着く前にチャンピオンシップのチームを相手に苦戦を強いられた。ホームでプリマス・アーガイルに勝利できた試合ではかなり運が味方してくれたし、プレストン・ノースエンド戦では何度も決定的なチャンスを作ったにも関わらず結果は1‐0であったし、その後のイプスウィッチ・タウン戦でも運が味方しての辛勝で1‐0であった。今回は願っても無いホームでの対戦になったが、バリー・フライ(ピーターバラのディレクター・オブ・フットボール)が素晴らしい人間であることは良く知っている。我々にとって楽しみな一戦だよ」とコメントしている。
2018年と2022年のワールドカップ開催を目指し招致活動を続けるイングランドが、先週FIFAに提出した開催都市およびスタジアム案に組み込まれた11都市と17のスタジアムは以下の通り。
バーミンガム
-ビラ・パーク
ブリストル
-ニュー・アシュトンゲイト
リーズ
-エランド・ロード
リバプール
-アンフィールド(または新アンフィールド)
ロンドン
-ウェンブリー、エミレーツ、オリンピック・スタジアム、新トッテナム・スタジアム
ミルトン・ケインズ
-スタジアムmk
ノッティガム
-ニュー・フォレスト・グランド
マンチェスター
-オールド・トラフォード、シティ・オブ・マンチェスター
ニューカッスル
-セント・ジェイムス・パーク
プリマス
-ホーム・パーク
シェフィールド
-ヒルズボロ
サンダーランド
-スタジアム・オブ・ライト
なお、最終的な開催都市およびスタジアムの選定は、招致活動の成否が決まったあとの2013年に行う。
今シーズン、トッテナムのフィールド・プレーヤーのなかで最多出場を誇り、試合に出場する中でさらにその実力を高めているMFトム・ハドルストン。
そのハドルストンは、1年前にハリー・レドナップ監督がトッテナムの指揮官に就任した頃を振り返り、「監督が来た当初は、これで自分の出場機会が増えると感じたんだ。だけど、それ以降のリーグ16試合で出番は無くて、思い悩むことになった。それでも、監督とじっくり話し合う機会があって、そこで何個か確認ができた。監督は、私が彼の将来的な構想にしっかり組み込まれていることを保証してくれたんだよ」と、レドナップとの信頼関係が良好に築かれていることを明かしている。
そのレドナップの言葉通り、2009‐10シーズンの開始からMFジャーメイン・ジェナスの負傷離脱もあって安定した出場機会を得ているハドルストン。この状況についてハドルストンは、「フットボールをプレーする際に自信を持っているかどうかで物の見方が一変するというのは、私のキャリアを通じて学んだ大きなことの一つだ。信念を持てるかどうかは、大きな影響力がある。他の多くの選手と同様に、私も出場機会がまばらな時は、精細を欠いてしまうし、自分の本来の能力にすら疑問を抱いてしまう。普段以上に良いところを見せようとして空回りすることもあるんだよ」と語っている。
レギュラーとして出場機会を得ているハドルストンは、チーム内では主にその展開力で貢献しているが、得点力という数値化される結果にもこだわりを持っている。今シーズン、ここまで3ゴールを記録するハドルストンは、「今シーズンはすでに昨シーズンを通じたゴール数よりも得点を決めている。昨シーズンはヨーロッパ戦で2ゴールを決めたけど、プレミアリーグでは無得点だった。だから、得点が出来ていることは素晴らしいことだね」とコメント。
今季の飛躍を象徴するように、先月にカタールで行われたブラジル代表との親善試合でイングランド代表デビューを飾ったハドルストン。その輝かしい第一歩について、「代表デビューの相手として、これ以上の対戦カードは無いだろうね。本当に特別な試合になったよ。ママもドーハでのあの試合に駆けつけていたから、そこでデビューが飾れたことは凄いことさ。これから一生の宝物になるよ。ブラジルは強敵だから、1‐0とリードされ残り時間も少なかったあの状況での出場は、ある意味プレッシャーが軽減されて良かったよ」とハドルストンは素直な感想を述べている。
最後に今季のトッテナムの好調についてハドルストンは、「トレーニングでこういった高いレベルの選手と毎日一緒にやれる環境でなら、自分たちの実力をハッキリと知ることができるね。チェルシーの選手層をみれば我々と同等の厚さがあるけど、他のチームの一軍選手20人くらいの顔ぶれを見比べれば、我々に匹敵するチームはいないと思ってる」と、チーム内の戦力の充実ぶりを賞賛している。
現在2試合連続無失点と、好調を維持しているGKエウレリョ・ゴメスは、来夏のワールドカップ南アフリカ大会でブラジル代表の一員に加わる目標への意気込みを明かしている。
現在28歳と、キャリアの中でも脂が乗り切った状態のゴメスは、先のブラックバーン戦でも南アフリカ代表FWベンニ・マッカーシーのシュートを足に当てて防ぐスーパー・セーブでトッテナムの勝利に貢献している。
トッテナムでの好調維持の先に南アフリカ行きを目指すゴメスは、「目標達成のチャンスは十分にあると思っている。負傷していたこともあってワールドカップ予選の終盤は逃してしまったが、今は本調子を取り戻しているし、自分の実力を見せながらブラジル代表の招集を待ちたいね。常にクラブのことを最優先しているし、トッテナムのためにベストを尽くす意気込みだから、その先にブラジル代表メンバー復帰が実現できれば嬉しいよ。ブラジル代表の一員としてワールドカップでプレーできれたなら、人生でも至福のときになるだろうね」と、語ってる。
ブラックバーン戦の前に、試合後に選手たちへの処分を検討するとの発言をしていたレドナップだが、選手たちにはレドナップが事前にパーティ開催を伝えなかったことへの不満を吐露。しかし、それ以上の制裁や罰金は無く、自主的に選手たちには寄付を促したとのこと。
このレドナップの大岡裁きで、クリスマスを前にさらにチームの結束を高めボクシングデーからのロンドン・ダービー2連戦に弾みをつけてもらいたい。
ウィガンのホーム DWスタジアムは、ピッチを温める機能が完備されているため試合が出来る状況だが、週末からの大雪によりスタジアムへの経路となる交通機関が完全にマヒ。
これによりチケットは別の日程が調整された試合での使用か、または9‐1で敗れたアウェイ トッテナム戦以来、今シーズン2度目の払い戻しにもウィガンは応じるようだ。
個人的な税務面での問題で訴訟に発展したハリー・レドナップ監督に関する件について、レドナップはこれまで通り大事では無いと自らの見解を明かしている。
2007年11月に発生した税務面での不正の疑いで、来月に取り調べを受けることになったレドナップは、「たいした問題ではないよ。私と当時の会長との間では解決した問題で、フットボールには関係の無いことだ。まったく信じられないことなんだが、事実は確認しているからね。その件についてはコメントできないが、馬鹿げた話さ」とBBCラジオで語っている。
この件について土曜日に既に公式声明を出しているトッテナムは、「クラブとしては、我々とハリーが契約前に発生したプライベートな税務面のこととして考えている。フットボールとは全く無関係のね。この件が彼の契約に影響を与えることは無いし、クラブは全面的にハリーをサポートする」と改めてその姿勢を明かしている。
しかし、マスチェラーノはフラットン・パークで退場処分となったプレー時に膝の靭帯を傷めており、この出場停止期間以上に離脱が長期化する可能性がある。
アストンビラ 1-0 ストーク・シティ
ブラックバーン 0-2 トッテナム
フラム 3-0 マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・シティ 4-3 サンダーランド
ポーツマス 2-0 リバプール
| ブラックバーン | スタッツ | スパーズ | ||
| 0 | ゴール | 2 | ||
| 0 | 前半ゴール | 1 | ||
| 6 | 枠内シュート | 2 | ||
| 5 | 枠外シュート | 5 | ||
| 2 | 被守備ブロック | 0 | ||
| 5 | コーナーキック | 0 | ||
| 9 | ファール | 11 | ||
| 1 | オフサイド | 2 | ||
| 0 | イエローカード | 1 | ||
| 0 | レッドカード | 0 | ||
| 68 | パス成功率 | 75 | ||
| 19 | タックル | 32 | ||
| 78.9 | タックル成功率 | 87.5 | ||
| 43.6 | ボール支配率 | 56.4 | ||
| 58.3 | 敵陣進軍率 | 41.7 |
成績不振によりマーク・ヒューズ監督の解任の噂が加熱していたマンチェスター・シティは、本日のサンダーランド戦に4‐3と勝利したもののヒューズ体制を終え、前インテル・ミラノ監督のロベルト・マンチーニを招聘するとの内部情報が漏れてきている。
その情報によると、現地時間の今夜中にも正式にこの発表が行われるようだ。先程終了したサンダーランド戦後にヒューズはピッチを一周してファンへの挨拶をしていたが、これがお別れの挨拶になる可能性が高まっている。
控え:アニック、ハットン、ベイル、ジェナス、ローズ、キーン、パブリュチェンコ
ブラックバーン:ロビンソン、ヤコブセン、シンボンダ、ネルセン、ジベ、サルガド、グレラ、エンゾンジ、ホイレット、ディサント、マッカーシー
控え:ブラウン、ジョーンズ、アンドリュース、ペデルセン、ディウフ、カリニッチ、ロバーツ
今週水曜日の試合でマンチェスター・シティに3‐0の快勝を飾ったトッテナムが、かつてプレミアリーグで2シーズン連続5位という成績を残した際の守護神であるロビンソンは、「今シーズンのトッテナムは、そのポテンシャルを十分に蓄えていると思うね。監督の指揮の下で、良い調子になっている。彼らならトップ4に分け入るチャンスが大いにあるはずだ。水曜日のマンチェスター・シティ戦の結果がそれを物語っているよ。良いチームだし、戦力も優れているから我々にとっては厳しい試合になるだろう。トッテナムとおそらくアストンビラも可能性はあると思うね。両チームとも、チーム構築の段階からしっかりと基盤を築き上げている。あとは、安定した戦いができるかだろうね。今の調子を維持して結果を積み重ねていければ、実現できない理由は無いよ。だけど、調子を上げるのは今週末の後からにしてもらいたいね」とトッテナム・ファンにとっても嬉しいコメントを発している。
他クラブへの移籍の噂が1月の移籍マーケットを前にしてあがってきているレノンには、MFクリスティアーノ・ロナウドを夏にレアル・マドリーに放出してから攻撃力がダウンしているマンチェスター・ユナイテッドが関心を持っていると伝えられているが、「トッテナムはビッグ・ボーイだ。マンチェスター・ユナイテッドには夏に補強したばかりのバレンシアがいるし、右サイドのウィングの補強は要らないだろう。彼はまだ、試合に出場しながら多くのことを学んでいる最中で、どんどん上達している。そして、まだまだ成長を続けるだろう。ファンタスティックな才能を持っていて、何よりまだまだ完成されていない自分のことを良く分かっている。まだ先は長いが、いつかは完成されるだろうね」とレドナップは語っている。
前節バーミンガム・シティ戦で、2‐1で敗れたブラックバーンは、そこで勝てていればリーグ10位でこの週末を迎えることができていた。リーグ順位の上半分がブラックバーンの目標だと考えるアラダイスは、「2つの理由において、この試合は我々にとってとても重要な対決になる。1つ目は、結果だけではなく不甲斐ないパフォーマンスを含めてバーミンガム戦の失意を乗り越えるため。2つ目はトッテナムが素晴らしい状態にあるからだ。ホーム・ゲームは大事な試合だ。現在の我々の順位よりも、本来は上を狙えると私は思っている。確かに、不安定な部分はあると思うが、その点も徐々に良くなっていると思うし、新年にかけてさらに安定感を増していって勝ち点を稼いでいきたい」と語っている。
ちょうど1年前にサム・アラダイスが指揮官に就任して以降、ホームでの19試合で2敗しかしていないブラックバーンの守護神ロビンソンは、「ホームではここまで我々は良くやっているし、相手もここでのプレーに警戒するようになっている。今、ここイーウッド・パークで簡単な試合が出来るチームはほとんど無いし、我々としては望ましい環境を作れているね」とコメント。
一方、トップ4を目指すトッテナムについてロビンソンは、「トッテナムはとても強いし、前線のタレントは凄まじいほどだ。そして、最近のそのエンジンはフル稼働している。だが、彼らの楽勝とはならないよ。どんな相手でも我々のホームならばチャンスがあるはずだからね。監督が就任して1年が達、イーウッドは要塞へと変貌を遂げた。我々の要塞は、ますます強化されているし、これからますます改善されていくだろうね。ホームでの調子が我々にとって重要だったんだよ」と語っている。
アーセナル対ハル・シティ
アストンビラ対ストーク・シティ
ブラックバーン対トッテナム
フラム対マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・シティ対サンダーランド
ポーツマス対リバプール
12月20日(日)
エバートン対バーミンガム
ウェストハム対チェルシー
ウォルバーハンプトン対バーンリー
12月21日(月)
ウィガン対ボルトン
なお、この負傷が先日まで長期離脱を強いていた腓骨骨折の再発なのかは定かではない。
さらにブラックバー戦が古巣対決となるMFデイビット・ベントリーもふくらはぎの負傷により招集メンバー入りが微妙な状態。今月上旬の練習試合で負傷を再発し離脱が長引いているDFレドリー・キングは、練習を再開しているものの招集メンバーは見送られ、DFジョナサン・ウッドゲイトは今回も負傷離脱となっている。
1‐0で惨敗したウォルバーハンプトン戦の4日前の先週水曜にトッテナムの選手の大半が参加したというダブリン旅行についてレドナップは、「チーム内で対応を図っている。土曜日の試合に臨み、その後に解決するつもりだ」と切り出し、さらに、「この選手たちの旅行については何も聞かされていなかった。だが、残念なことにこういったことはフットボール・クラブであればどこでもあることだ。この手の問題は、誰もが起こしてしまう。厳しく対処することになるだろうな」と語っている。
なお、このラジオでのコメントを発する前に、サン紙に掲載された記事のなかでレドナップは、「水曜日はオフだったから、ロビーは選手たちとアイルランドでゴルフをすると私に告げていた。それは全く問題なかった。しかし、周知だろうが私はクリスマス・パーティは認めていない。選手たちには節度のある飲酒のみにするよう常々徹底している。アイルランドで何があったにせよ、ウォルブス戦の結果への影響は無かったはずだ。選手たちは木曜と金曜にしっかりとトレーニングをこなしていたから、あの敗戦の理由は他にある。今週の水曜にはマン・シティを3‐0で倒し、このチームの本来の持ち味を発揮してくれた」と語っている。
このサン紙の記事にあるように、この旅行とパーティを企画したのはFWロビー・キーンであるようで、参加した選手は16名でその大半が英国およびアイルランド出身の選手と思われる。
なお、すでにDFアラン・ハットン、MFトム・ハドルストン、MFジャーメイン・ジェナスが同様にイエローカードの累積が4枚で、特にセントラル・ミッドフィルダーのポジションを務める3人が出場停止まで瀬戸際となっている。
水曜のナイトゲームでマンチェスター・シティに勝利し、トップ4争いに向けて大きな前進を遂げたトッテナムのハリー・レドナップ監督は、リーグ3位までは実現可能な目標であると改めて語っている。
試合ごとの結果や内容に、周囲の一喜一憂が交錯しながらもシーズンのおよそ半分を終えた現在、5位の好位置をキープしているトッテナム。プレミアリーグが始まって以降はサポーターの期待を裏切る『不安定さ』が代名詞となっているトッテナムについてレドナップは、「シーズンが始まった段階から私が言い続けているように、リーグ・タイトルはチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが争うことになる。しかし、それに次ぐ順位は激戦だ。今シーズンはどんなことでも起こりうる。アーセナルを見てみろ。リバプールに勝利したことで、アウェイのバーンリー戦は誰もが勝利を予想したが、そうはならなかった。予想通りにはいかないシーズンなんだよ。周囲の人間は1つの試合結果に動じ過ぎる傾向がある。1つ負けたら、それで全てが終わり、もうお先真っ暗。そして、『またいつものトッテナムだ。ここから大ブレーキが掛かるんだ』といった具合にね。素晴らしい試合をした選手を、次の試合では酷評。まったく信じられんよ。だが、フットボールとは常に上手くいくものではないんだ。我々はここまで安定した戦いをしている。リーグ3試合で勝利が無かったが、エバートン戦とアストンビラ戦での我々のパフォーマンスは素晴らしいものだった。それに、エバートンやアストンビラとアウェイで戦って勝ち点1を得れば、大抵のチームは満足だろう。今季の我々には可能性があるんだ。結果を出し続けることができればね」と語っている。
3‐0で勝利したマンチェスター・シティ戦で、再々に渡りトッテナムの右サイドから敵陣を攻略したMFアーロン・レノンがこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。
シティDFウェイン・ブリッジの負傷離脱により、トッテナム戦に出場したDFシルビーニョを、DFベドラン・チョルルカとのコンビで抜き去り、良質のクロスをシティ・ゴール前に供給し続けたレノンは、「ここまでのシーズンを振り返れば、これまでのキャリアの中でも一番安定したシーズンだ。これからもこの調子でいきたいね」と受賞の喜びを明かしている。
さらに、絶好調の要因を聞かれたレノンは、「コンディション調整の賜物だね。あと、チーム状態の良さもあるよ。今のメンバーが最近ではベストだし、シーズン開幕から素晴らしいフットボールが出来ている。おかげで僕のプレーも光るんだ」とコメント。
この勝利でトップ4にぴたりと追随する5位につけたトッテナムの状況についてレノンは、「ビラは調子が良いし、マン・シティもまだすぐ下にいる。だから、緊張感を維持して戦い続けなければならないね」と語っている。
マンチェスター・シティ戦で2ゴールの活躍を見せたMFニコ・クラニチャルは、「90分間を通じて、我々がより優っていたし多くのチャンスを作っていたから、勝利に相応しい内容だった。最近の3試合、特にアウェイの2試合(アストンビラ、エバートン)は良いパフォーマンスだったけど結果が出せなかった。チームの力と選手みんなの実力ならば今シーズンの大きな目標を成し遂げられると信じている。そうなることを願っているよ」と試合後のインタビューで語っている。
水曜日のナイトゲームでマンチェスター・シティに3‐0と快勝を飾ったトッテナム。
シティにとっては今シーズンのリーグ戦で2度目、最多得点差による敗戦。カップ戦を含めてここまで4試合勝利無しで目標であるリーグ4位圏内との勝ち点差が広がりつつあったトッテナムにとって、重要な位置づけであったこの試合に内容が伴った勝利を飾ったことでハリー・レドナップ監督もこれを手放しに喜んでいる。
MFニコ・クラニチャルの2発とFWジャーメイン・デフォーのゴールで3点。そして、守備ラインの奮闘でリーグ屈指のタレントを誇るシティの攻撃陣を完封したトッテナムのレドナップ監督は、「90分間を通じてこれ以上無いほどの出来だったな。一切、気を抜くことがなかった。決定的なチャンスは全て我々が作っていたし、素晴らしいパフォーマンスだったよ」と賞賛のコメントで試合後のインタビューを切り出している。
続けて、この試合でトッテナムの2ゴールを叩き出したクラニチャルと右サイドでシティDFシルビーニョを圧倒したMFアーロン・レノンについてレドナップは、「ニコはファンタスティックだったしアーロンも輝いていた。2人とも良く機能し、チーム全体、選手全員での守備も良かった。我々は実に屈強だった。本当に素晴らしいパフォーマンスだったよ。小柄なアーロンにボールを預けるようにと私は常々指示を出していた。本人にもどんどんボールを受けるよう、耳にタコができるほど言ってある。あそこにボールを集めることができれば、彼がチャンスを作ってくれる」とレノンを起点とした攻撃がツボにはまったと語っている。
最後に、敗れてリーグ順位を8位に落としたマーク・ヒューズ監督率いるシティについてレドナップは、「彼らは強い。彼らの後ろ盾(オーナー)があれば、今後4‐5年でリーグ制覇も可能だと私は見ているよ。マークの指揮の下で、彼らはどんどん強くなっていくだろう。しかし、今夜の試合では、我々の方に軍配は上がった。これは疑いの無い事実だ。完膚無きまでに叩きのめしたな」と語っている。
| スパーズ | スタッツ | マン・シティ | ||
| 3 | ゴール | 0 | ||
| 1 | 前半ゴール | 0 | ||
| 4 | 枠内シュート | 3 | ||
| 13 | 枠外シュート | 5 | ||
| 3 | 被守備ブロック | 3 | ||
| 5 | コーナーキック | 6 | ||
| 11 | ファール | 10 | ||
| 8 | オフサイド | 4 | ||
| 2 | イエローカード | 3 | ||
| 0 | レッドカード | 0 | ||
| 75.6 | パス成功率 | 71.9 | ||
| 18 | タックル | 25 | ||
| 83.3 | タックル成功率 | 76 | ||
| 48.5 | ボール支配率 | 51.5 | ||
| 46 | 敵陣進軍率 | 54 |
控え:アニック、ハットン、ベイル、ジェナス、モドリッチ、キーン、パブリュチェンコ
マンチェスター・シティ:ギブン、オヌオハ、リチャーズ、トゥーレ、シルビーニョ、アイルランド、バリー、デヨンク、ロビーニョ、アデバヨール、テベス
控え:テイラー、サバレタ、コンパニー、ペトロフ、サンタクルス、ベンジャニ、バイス
ディフェンス・ラインではDFレドリー・キング、DFジョナサン・ウッドゲイトの2人のセンターバックが負傷がちであるため、先発メンバーに定着しているバソング、アスエコトの離脱がトッテナムに及ぼす影響についてハリー・レドナップ監督は、「まったく大惨事だよ。この2人を失うのは我々にとって最悪の事態だ。獲得した際にも、彼らが隔年で失う時期があることは覚悟していたがね」と、素直に語っている。
キング、ウッディの離脱も重なるため、1月早々にも即戦力となるセンターバックの補強が念頭にあると思われたが、これについてレドナップは、「我々には4人のセンターバックがいるから、キングかウッドゲイトのどちらかが復帰してくれればOKだ。チョルルカもプレーできるし、トムもセンターバックができるからな」と、移籍マーケットでの動きへの影響については明言を避けている。
最終的なオファー受諾の権限はダニエル・レビィ会長に委ねているものの、その獲得移籍金が今後のチーム強化費にも影響を及ぼすとあって会長の姿勢と歩調を合わせるレドナップは、「デイビットは移籍を望んでおり、それは紛れも無い事実だ。出場機会を得るためには移籍しなかいと彼は感じているのだろう。パブも移籍を望んでいるが、我々も彼らを安々と手放したりはしない。安価な移籍金で放出するつもりはないし、2人とも相応の値段が付くべき優れた選手だ適正なオファーの金額を判断するのは会長だが、私も安い移籍金を受け入れるつもりは無い。そんなことをしていたら、どの選手もチームを去ってしまうからな。パブやベントリーへの感情移入が、その適性な移籍金の判断を狂わせることは無いだろう」と正直に話している。
パブリュチェンコについては、すでに代理人がロシアやイタリアなどの複数のクラブと接触を持っていると伝えられており、ベントリーも移籍の意思が固まっているとされている。
前節ボルトン戦でセットプレーから2失点を喫しているマンチェスター・シティ。このシティとの重要な対戦を前に、トッテナムの武器である長身FWピーター・クラウチを活かしてセットプレーを有効にチャンスに結びつける策について質問を受けたレドナップは、「我々はまだまだ経験不足だ。バソングはほとんど無名の状態で加入したし、トムはまだ若い。ウィルソンはホンジュラスからやってきて時期も無く、プレミアリーグでの経験も豊富とは言えないし、アーロンは子供だよ。チェルシーにはカルバーリョ、テリー、ランプス、バラック、ドログバ、そしてアシュリー・コールがいるが、我々はそんな経験が豊富なクラブとは言えないな。レスコットやキーパー(シェイ・ギブン)は素晴らしい選手だ。マイカ・リチャーズは空中戦に強く、コロ・トゥーレもいる。彼らに穴があるとは思えないし、ただただ脱帽モノの守備陣だよ。私がこのクラブに来たばかりの頃は、毎試合セットプレーで試合を落としていた。その後は、そういった失点が無くなったが、自信を深めたからだと思っている。あのような失点が慢性化すると、相手のコーナーやフリーキックのたびに何か悪い予感がチーム内に漂い、実際に悪い方向に事が進んでしまう。そういった失点が無い状態が続いていれば、難なく対応できるのにな。互いに指示を出し合い、各自の役割を明確にしていくことが大事なんだ。どのエリアを担当するかを明確し、全体をそれそれ皆でカバーできれば、逆にセットプレーをチャンスにできる」と語っている。
さらにシティ戦についてレドナップは、「我々も、マンチェスター・シティもどちらも強力なチームだ。シーズン序盤にオールド・トラフォードで善戦した時のシティには、誰もが驚嘆した。そして、あの試合が今季で唯一の彼らの敗戦だ。シティに問題があるとすれば、相手が間合いを詰めてくると、対応に苦労することだ。我々にとっては重要なホームでの試合だ。ここで勝ち点3を得られれば、先の見通しは明るくなるからな」と勝利を目指す必要性を明かしている。
週末にアンフィールドで行われたリバプール対アーセナルの試合で、1‐0のリードを許して迎えたハーフタイムのドレッシング・ルームにてアーセナルのアーセン・ベンゲルが選手たちを怒鳴りつけて鼓舞したとされる行為の有効性について質問を受けたハリー・レドナップ監督は、「アーセンもそれほど頻繁にあんなことをするわけではない。毎度毎度、選手に向かって怒鳴りつけたりすることはあまり良いことではないんだ。そもそもあまり良い効果があるわけではないからね。年に1度か2度くらいだろうな。しかし、だが毎週それをやったところで何の効果も無いんだ。事が上手く運んでおらず、選手たちのプレーも悪く、さらにどうにも手の下しようが無いとき、怒鳴りつけることで選手たちに刺激を与えてみる。だが、それが功を奏することは稀だね」と語っている。
なお、土曜日の試合でトッテナムは1‐0で折り返したウォルバーハンプトン戦をそのままのスコアで落としている。
先日までトッテナムでトライアルを受けていたレアル・ソシエダGKアシエル・リエスゴや、それぞれクラブの財務状況の悪化により1月に買い手市場での獲得が可能とみられるレンジャーズGKアラン・マクレガー、ウェストハムGKロバート・グリーン、ポーツマスGKデイビット・ジェイムス、さらには若手イングランド人への獲得性向に従ってワトフォードGKスコット・ローチ、マンチェスター・ユナイテッドGKベン・フォスターなど、多くの補強候補が挙がるゴールキーパーだが、内部情報筋から漏れ伝えられる断片的な情報によるとスパルタク・モスクワのクロアチア代表GKスティペ・プレティコサが最有力候補となっているようだ。
レンジャーズに対しマクレガーの移籍について問い合わせ、半年ローン後に完全移籍のオプション付きの移籍金提示の返答を得たとされるトッテナムだが、やはりレンジャーズの正ゴールキーパーで且つ現役スコットランド代表だけあってそれなりの金額になっていた模様。今シーズン中の復帰に黄色信号が灯っているとも伝えられるGKカルロ・クディチーニの位置づけであり、今冬の移籍マーケットへの補強予算も限られていることから、よりリーズナブルな補強を望むトッテナムは、クロアチアン・コネクションの拡大を兼ねてプレティコサに矛先を向け交渉を行っているとされている。
水曜日に対戦するマンチェスター・シティのマーク・ヒューズ監督の仕事振りについてハリー・レドナップ監督が高い評価を与えている。
夏に巨額の投資による選手補強を断行したシティを率いるヒューズには、その投資に見合った結果を出していないとの見方もあり、評価は賛否両論。数シーズン以内にリーグ制覇を目指すシティは、まず今シーズンのプレミアリーグで4位以内を目標としているが、火曜日の日程を終了した段階で消化試合数に差があるものの現在7位。しかし、今季リーグ戦でマンチェスター・ユナイテッドにロスタイムの失点で敗れた1敗のみのシティの敗戦数はリーグ最少と、『負けないチーム』にはなっている。
英国産の若い指揮官の台頭に常日頃から期待をしているレドナップは、「マークは着実にその仕事を遂行している。シティのオーナー陣の彼への評価は、かなり高いと私は思うよ。来シーズン、彼がマンチェスター・シティを以外のクラブを率いていることはありえないと思うし、彼らは良いプレーを続けている。カップ戦のアーセナルとの試合を観たが、まさに私が予想した通りの実力と溢れんばかりの個々の才能があのチームから見て取れた。本当に凄まじい選手たちだよ。今シーズン、彼らは何回負けた?1度だ。それが全てを物語っているだろう」とヒューズを評価している。
GKカルロ・クディチーニの交通事故による長期離脱により、1月の移籍マーケットで補強が必要とされる控えゴール・キーパーの獲得候補として、先週トライアルを受けていたレアル・ソシエダのGKアシエル・リエスゴ。
そのトライアル期間中に好パフォーマンスをみせることができたはずと自己評価する元U‐21スペイン代表で26歳のリエスゴは、「良い機会をもらったよ。偉大なクラブで、心機一転となれば嬉しいね。自分の将来設計を考え直す必要がありそうだ。コーチは、私のトレーニング内容に満足していると言ってくれた。あとは両クラブの金銭面での合意が必要だ。前向きにことが運んでくれると思うよ」とスペインのディアリオ・バスコ紙のインタビューで明かしている。
トッテナム加入に前向きな発言のリエスゴだが、控えゴール・キーパーの獲得候補には複数名の名前があがっており、そのなかでリエスゴの優先度は高くは無いとの見方が有力だ。
1月の移籍マーケットで、FWロマン・パブリュチェンコと同様に出場機会を求めて他クラブへの移籍の可能性が高いとみられるMFデイビット・ベントリーについてハリー・レドナップ監督が貴社の質問に答えている。
移籍マーケット開始を目前に控え、先週のマンチェスター・ユナイテッド戦、ウォルバーハンプトン戦で2試合続けてベンチ入りメンバーからも外れたベントリーは、夏の移籍マーケットでもアストンビラやマンチェスター・シティへの移籍に向けての動きがあったがその実現には至らずトッテナムに残留した経緯がある。今シーズンに入っても出場機会に改善は見られず、先日の非公開練習試合では意欲に欠いたプレーでレドナップの叱責を浴びたとの情報も出ている。
ここ2試合のベントリーの招集メンバー漏れと、移籍の可能性について質問を受けたレドナップは、「トレーニングでの調子がいまいちだったので先週の試合では彼を外した。私は彼がプロ意識を備えた優れた選手であると評価しているし、通常であれば調子が整っているはずだが、先週は万全とは言えない状態であったためにベンチからも外す決断を下した」とコメント。
さらに、水曜日のシティ戦でのベンチ入りについて、「ベンチから外れるかどうか、それが次の試合、来週の試合かどうかについて話すことは無い。彼と私の間には何の問題も無い。とても有能な選手である。招集メンバーに復帰できない理由などないよ」とレドナップは語っている。
土曜日のボルトン戦で足首を傷めたライトフィリップスは、水曜日のトッテナム戦は欠場確定、さらに土曜日のサンダーランド戦の出場も微妙な状況。一方、ボルトン戦で2枚のイエローカードを受け退場となったベラミーは、トッテナム戦が出場停止となる。
さらに、FWエマニュエル・アデバヨールは原因不明の体調不良により、ロンドン遠征への参加が微妙となっている。一方、ボルトン戦を風邪のために欠場したMFニヘル・デヨンクは復調し、トッテナム戦の招集メンバーに入る見込み。
その場面には立会わなかったが、一軍コーチのジョー・ジョーダンから事の真相を伝え聞いているレドナップは、「罰則を科すつもりは無い。ジョーがその場にいたが、何も無かったと言っている。外国人の男が寄ってきて、その男がベノワに何かを言った。それにベノワが反応したようだ。その男が何を言ったにせよ、暴力も何も無かった。ジョーがベノワとの間に分け入り引き離した。その男のガールフレンドも、その男を遠のけたんだとさ」と語っている。
トッテナムは、「クラブはサポーターと選手との接点および関係を重く考えております。今回の件について、サポーターはその訴えを取り下げ、ベノワと友好的な事態の解決をする運びとなりました」と声明を出し、当事者であるファンとアスエコトの両者が今週中に和解のための話し合いを持つことを伝えている。
なお、これにより警察の取調べやFAの調査は取り下げられることになる。
12月15日(火)
バーミンガム対ブラックバーン
ボルトン対ウェストハム
マンチェスター・ユナイテッド対ウォルバーハンプトン
サンダーランド対アストンビラ
12月16日(水)
バーンリー対アーセナル
チェルシー対ポーツマス
リバプール対ウィガン
トッテナム対マンチェスター・シティ
ファンからの野次を受けた際にそれに反応してそのファンの首元に掴みかかったとされるアスエコトだが、そこを通りかかった一軍コーチのジョー・ジョーダンに制止されている。それがスチュワート・アトウェル審判のマッチ・レポートに暴力行為として記されていれば、FAは調査に乗り出す構えのようだ。
なお、その光景をスタジアム内のカメラが写した映像が、現地タブロイド紙のサンのウェブサイトに掲載されており、その映像を見る限りでは一瞬掴み掛かったところでジョーダンに制止され、傷害事件に繋がるような悪質なものではないと思われる。
現在、ニューカッスルとユニフォーム契約中のアディダスが、現在の契約期間が満了する今シーズン終了後に、トッテナムとのユニフォーム契約を狙うのではないかとの憶測がサンデー・エクスプレス紙により報じられている。
クラブ経営が不安定なニューカッスルは、ホーム・スタジアムであるセント・ジェイムス・パークを『スポーツダイレクト・ドット・コム・アット・セント・ジェイムス・パーク・スタジアム』と短期改名するなど、アディダスにとって好ましくない決定がなされたこともあって契約更新には後ろ向きになっているようだ。
仮に、アディダスとトッテナムがユニフォーム契約を結べば、2001‐02シーズン以来となる。
ノッティンガム・フォレスト時代には、MFジャーメイン・ジェナス、MFアンディ・リード、DFマイケル・ドーソンらの才能を開花させた実績を持ち、リーズ時代にはDFジョナサン・ウッドゲイト、FWアラン・スミス、MFハリー・キューウェル、GKポール・ロビンソンらを発掘している。
トッテナムでは、1990年代後半のDFレドリー・キング以降、現在ポーツマスにローン中のMFジェイミー・オハラまでアカデミーで育ち一軍で定着した選手はおらず、最近は有能な若手を集め、アカデミーの強化を図っている。
8月下旬にポーツマスに移籍し、ここまでリーグ戦10試合に出場している23歳のオハラ自身もポーツマスで後半戦を戦いたい意思を明かしていた。
なお、先日のアニュアル・ミーティングでトッテナムのダニエル・レビィ会長は、「ジェイミーも自ら次の夏まであちらに留まりたいと意思を表示している。最高レベルでレギュラーとして出場機会を選て居ることは良いことだ」と語っている。
ハリー・レドナップ監督が語っていた通り最終的なローン期間延長の合意は、オハラの現在のローン期間終了時の状況を見て判断することになると思われるが、移籍が濃厚と見られるMFサンドロの労働許可証の問題や、現有戦力の負傷など、外的要因がなければ、ローン期間はシーズン終了まで延長されそうだ。
トッテナムの広報は、「この事件について確認しており、調査を続けております。警察はこの件に関わったすべての人間に聴取をしています」と語っている。
目撃者の証言によると、ファンから罵声を浴びたアスエコトはファンの首元を掴んだとその状況が伝えられている。
| スパーズ | スタッツ | ウォルブス | ||
| 0 | ゴール | 1 | ||
| 0 | 前半ゴール | 1 | ||
| 7 | 枠内シュート | 2 | ||
| 11 | 枠外シュート | 2 | ||
| 8 | 被守備ブロック | 1 | ||
| 3 | コーナーキック | 5 | ||
| 9 | ファール | 16 | ||
| 4 | オフサイド | 1 | ||
| 0 | イエローカード | 5 | ||
| 0 | レッドカード | 0 | ||
| 84.2 | パス成功率 | 60 | ||
| 14 | タックル | 21 | ||
| 85.7 | タックル成功率 | 66.7 | ||
| 69.7 | ボール支配率 | 30.3 | ||
| 54 | 敵陣進軍率 | 46 |
バーミンガム 1-0 ウェストハム
ボルトン 3-3 マンチェスター・シティ
バーンリー 1-1 フラム
チェルシー 3-3 エバートン
ハル・シティ 0-0 ブラックバーン
サンダーランド 1-1 ポーツマス
トッテナム 0-1 ウォルバーハンプトン
マンチェスター・ユナイテッド 0-1 アストンビラ
控え:アニック、ハットン、ベイル、モドリッチ、ローズ、ジオバニ、クラウチ
ウォルバーハンプトン:ハーネマン、ワード、ステアーマン、クラドック、ベラ、ヘンリー、イーバンクスブレイク、エドワーズ、ジャービス、ミリヤシュ、ドイル
控え:ヘネシー、サーマン、イウェルモ、マニシェン、フォーリー、マイヤーホーファー、カスティージョ
スパーズ・ファンとして夢のピッチ立つ夢を故障により断たれてしまったナイトリーは、「私は子供の頃からスパーズ・ファンだった。小学校の名簿にもそう書いてあるよ。だから、この試合はシーズン開幕の時から待ち望んでいた対戦だったんだ。リバプールとの対戦(12月26日)も楽しみだったから、アンフィールドでも戦いたかったけど、2つとも逃してしまうね。残念ながら、アウェイでの試合は逃してしまうけど、シーズン終盤のホームでの試合は体調を整えて臨みたい。そして、来シーズンこそはウォルブスの一員としてホワイトハート・レーンでプレーしたいよ」と語っている。
レドナップは、「パーティーなどやるな。それが私の意見だ。この時期のパーティなんて百害あって一利なしだ。誰もが外出して酒を飲んでバカ騒ぎをしたいようだが、我々には必要が無いことだ。シーズンはまだまだ続いている。シーズンが終わった時、我々がトッテナムで何かを勝ち得たのなら、それからパーティーにでかければいい。夏休みにはたっぷりその時間があるのだからね。この時期は過密日程が続いているんだ。なぜ、クリスマス・パーティーに行く必要があるんだい?毎年、どこかのフットボールクラブで、この件で揉め事が起こる」とコメント。
さらに、ストーク同様にキャプテンであるFWロビー・キーンが、チーム内でのパーティーを企画し、レドナップに許可を求めてきた場合はどのような対応をするか、との質問に対してレドナップは、「事前に確認をすること無く、彼らがその権利を行使するとは思えない。もしも、彼らがクリスマス・パーティーを開きたいと私に聞いてきたら、もちろん許可しない。彼らには充実した時を過ごしてもらいたいが、この時期は無理だ。祝福すべきことは何もない。選手は自分の体調を整え、厳しい日程に対応出来る状態を維持する義務がある。酒に溺れて、ぐでんぐでんになることに意味など無いんだ」と答えている。
日曜にブラジル・セリエAの最終節を終え、まずはシーズン・オフに入っているサンドロは、「トッテナムのオフィスがある大都市よりもちょっと小さい街にいるんだけどね。今僕がいるリアチンチョの人口は8000人だから、ロンドンとは比べものにはならないね。自分の将来について、どういった決断を下すかについては、冷静になっているよ。今の心境としてはコパ・リベルタドーレスが終わるまでは留まるつもりだし、今は療養に専念しているんだ。ここで家族や友達に会い、穏やかに過ごしているんだ。インテル、トッテナム、そして僕の代理人ルイス・パウロとの交渉については、まだこれからだ。今は、完全に休暇モードだよ」とコメント。
来シーズンのリベルタドーレスを戦う意思を現状ではうかがわせているサンドロだが、最新の情報では700万ポンドの移籍金でクラブ間合意は完了し、1月早々に移籍を完了すると報じられている。
レドナップのコメントに登場したブラックバーンのサム・アラダイス監督の他、メディアはリバプール、アーセナルがマンチェスター・ユナイテッド時代のプレミアリーグ得点王ファンニステルローイの獲得に関心を持っていると伝えている。
ウォルブスがレーンで結果を残すためには、レノンを食い止めることが至上命令となるが、その重役を担うワードは、「まさにこのレベルの選手と対戦して、自分の実力を図りたいんだ。現時点でこのリーグにアーロン・レノンを上回るウィンガーはいないだろうし、イングランド代表でもファースト・チョイスだろうからね。私が出場したなら、どれだけ彼に対応できるか最高のテストになるよ。相手チームのなかでも最も危険な男であり、それを把握した上で我々はこの対戦に挑むわけだ。戦いに挑む前に何のプランも無く戦うわけは無いし、彼が相手チームでどれだけ効果的な働きをするかを知らないはずが無い。彼が大きな影響力を持っていることは理解しているし、彼にボールが集まらなければそれは我々にとって良いことだ。ボールが彼に渡る前に食い止めることができれば、彼らの攻撃を食い止めることができる。彼のような選手との対戦は、誰にとっても楽しみなことであり、今シーズンこれまでも何度か一流選手と対戦して、一生懸命対応してきた。このリーグに留まるためには毎週、常に一生懸命戦い続ける必要があるんだけどね」と語っている。
20歳の若い守備的ミッドフィルダー サンドロは、これで残る障壁が英国労働許可の取得のみとなったが、これについても数ヶ月前からその準備が行われているとみられ、1月早々にも正式に移籍完了の発表が行われる見込みだ。
ストーク・シティ対ウィガン
バーミンガム対ウェストハム
ボルトン対マンチェスター・シティ
バーンリー対フラム
チェルシー対エバートン
ハル・シティ対ブラックバーン
サンダーランド対ポーツマス
トッテナム対ウォルバーハンプトン
マンチェスター・ユナイテッド対アストンビラ
12月13日(日)
リバプール対アーセナル
しかし、ブラジル国内のメディアはすでに土曜日にホワイトハート・レーンで行われるウォルバーハンプトン戦のボックス席を抑えているとの情報を発信しており、明日の試合でサンドロ本人がレーンに現れればいっきに移籍実現の可能性が高まることになる。
さらに、火曜日のグレイス・アスレチックとの非公開試合で気の抜けたプレーをし、レドナップの叱責を受けたと伝えられるMFデイビット・ベントリーについては、「些細なことさ。ほんの小さなイザコザだよ。取り立てて問題視することは無い。デイビットはこのクラブで今週も一生懸命トレーニングに励んでいる。いつでも試合に出れる状態だよ」とレドナップはコメント。
ウォルブス戦では、モドリッチの途中出場と共に、その他のベンチ入り選手の顔ぶれにも注目が集まりそうだ。
さらに、来週水曜日のマンチェスター・シティ戦の出場も難しいと考えるレドナップは、「レドリーは膝を再び負傷し、それが癒えるのを待っている状況だ。明日の試合には出場は不可能で、週中の試合も厳しいだろう。どのくらいの離脱になるかはみえない。シュートをブロックにいったい際に顔面にボールが当たり、直後に着地する足を捻ってしまった」とコメント。
これにより、ウォルバーハンプトンはDFセバスチャン・バソング、DFマイケル・ドーソンが先発出場することになりそうだ。
ワールドカップ2002の日韓共催大会でアイルランド代表の指揮を執ったことで日本のファンにも馴染みが深い現ウォルバーハンプトンのミック・マッカーシー監督が、同大会で若きエース・ストライカーとしてアイルランド代表を牽引し、それから重ねた幾多のゴール数で代表歴代最多得点を樹立し、現在は代表キャプテンを務めているFWロビー・キーンについて語っている。
マッカーシーがアイルランド代表を率いていた11年前に代表デビューを飾ったキーンは、当時ウォルバーハンプトンに在籍しており、恩師と教え子との意味深い対戦が土曜日に実現することなる。リーグ戦過去4試合連続でFWピーター・クラウチ、FWジャーメイン・デフォーの2人のイングランド代表ストライカーに先発メンバーの座を明け渡しているロビー・キーンについて敵軍の将マッカーシーは、「ロビーが18歳の時に私が代表デビューをさせたんだ。当時の彼はまさに神出鬼没で、ピッチの上では捕らえることが難しかった。ボール・タッチも素晴らしく、エネルギッシュで、常に意欲が満ち溢れていた。ポジショニングも優れていたね。彼がアイルランド代表の歴代得点記録を樹立することの障壁は全く無かった。必然の理だったんだよ。私が指揮し、指導した選手の中でも最高の選手の一人だね。ワールドクラスとかグレイトとかブリリアントと言った表現は確かに立派だが、彼は事実そういった形容に相応しいことを証明している。彼はワールドカップの舞台でもゴールを決めているし、自国の代表チームで相手がどこであろうとに関わらず、あれほど多くのゴールを決めているのだからね。多くのゴールを決めることもできれるしゲーム・メイクもこなせるのは、彼が点を取ることだけに秀でたストライカーではなく、一列下がって周りの選手を活かせる能力があることを意味している。いずれにしても、彼がアイルランド国民にとってワールドクラスであることに違いは無い」とウォルブスの公式サイト上で賞賛のコメント。
ウォルブスでは、83試合に出場し27ゴールを記録した後にコベントリーへと移籍したキーン。ウォルブスが前回プレミアリーグを戦った2003‐04シーズンには、ホワイトハート・レーンでハットトリック(5‐2)、モリニューでも1ゴール(2‐0)と古巣相手にキーンは結果を出している。
相次いだ選手給料の不払いなどで、メディアから一斉にクラブが行政管理化に置かれるとの報道が飛び交ったポーツマスだが、これら憶測報道を否定する声明を公式サイトを通じて発信している。
仮に管財命令を受け、ポーツマスが行政管理化に置かれることになれば、1月の移籍マーケットで値段の付く選手は売却され、引き取り手の無い高給取りの選手に至っては合意の上での契約解除を模索するという、チーム戦力維持の観点からすれば壊滅的な状況に陥ることになる。
今回のポーツマスの声明により、管財命令という「最悪の事態」は避けられるのかもしれないが、1月の移籍マーケットではそれに準じる動き、すなわち比較的高価な移籍金が付く選手の放出は避けられそうに無く、ローン中MFジェイミー・オハラの処遇や、チーム内部の状況に明るいハリー・レドナップ監督が補強に動くなど、トッテナムにも影響が及ぶ可能性がありそうだ。
ダニエル・レビィ会長のメディア向け発言により、移籍マーケットでの表向きの姿勢が明かされたアニュアル・ミーティングだが、参加者から伝えられたその他の情報、およびレビィの発言の真意についての情報が漏れ伝えられている。
移籍マーケットで大型補強費を用意する姿勢が無いことを明言したレビィだが、真意としては補強をするにしても現所属選手の放出で得た移籍金の範囲内で行うことになるようだ。すでにメディアにも取り上げられているFWロマン・パブリュチェンコ、そして先日のグレイス・アスレチック戦で再びハリー・レドナップ監督との間で衝突があったとされるMFデイビット・ベントリーの2人は、安くない金額での移籍が見込まれており、さらにオファーの条件次第ではDFアラン・ハットンにも移籍の可能性があるとみられている。よって、数名の選手獲得は、選手放出で捻出された金額で行われるようだ。
なお、すでに確認済みであったが、一部大衆紙から2000万ポンドと法外な値段が伝えられた昨年10月に解任されたファンデ・ラモス、ダミアン・コモッリの違約金は総額で200万ポンドであったことが改めて明かされている。
昨日行われたトッテナムのアニュアル・ミーティングで、クラブの株主を中心としたステークホルダーを前に1月の移籍マーケットでの展望を語ったダニエル・レビィ会長。
現時点でリーグ順位が4位と、長年の悲願であるチャンピオンズリーグ出場圏内に位置するトッテナムだが、ポジションによっては層の薄い箇所もあるため移籍マーケットで大きな動きに出る可能性も取りざたされていたが、レビィはその点については否定。しかし、一方で主力選手の放出も無いと、現戦力を維持したかたちで後半戦を戦う方針を明かしている。
昨年の夏の移籍マーケットから3度の移籍マーケットでマンチェスター・シティに次ぐプレミアリーグ2位の選手補強額を費やしたトッテナムのレビィ会長は、「主だった選手補強は昨年の冬と今年の夏に行っており、我々が誇る選手層はプレミアリーグが始まって以降かつて無いほどに強力なものとなっている。よって、(2010年)1月の移籍マーケットで我々が積極的な動きをみせることは無いと考えている。今の選手たちがチームとしての完成度を増しているため、チームの根幹を揺るがすようなことは避ける意向だ。私がトップ4を狙っていることは揺ぎ無い事実。来年、我々がチャンピオンズリーグの舞台に立てることを、皆さんと共に願いっているよ」と、メディアを意識したコメントを明かしている。
今回のミーティングの席でMFアーロン・レノンのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂についてピンポイントで質問を受けたレビィは、その回答として、「将来のことについては誰にも分からない。夏のマーケットはまだまだ先の話であるし、それまでにはいろんなことが起こりうるだろう」と冬の移籍マーケットでの放出は無いものの、それから先については明言を避けている。
172cmと小柄なストライカーであるスアソは、シーズン最後の決戦となる王者決定戦のクルス・アズル戦を今週金曜と来週月曜に控えており、この2連戦を終えてヨーロッパに飛び立つ模様。トッテナム移籍をメキシコ地元紙に取り沙汰されるスアソは、「モンテレーでチャンピオンシップ・ファイナルを終えたら、すぐにヨーロッパに飛んで私に関心を示してくれているチームとの交渉に臨みたい。モンテレーを新たなメキシコ王者にしてから旅立つことができれば最高だね。交渉はかなり進んでいて、あと数日間話しを煮詰めればいいだけだ。ヨーロッパに飛び立つ前に、モンテレーでしっかりとタイトルを獲得したい。今、交渉を行っているチーム名は言えないんだ。でも確かなのは、クルス・アズルとの2試合が、モンテレーのユニフォームを着ての私の最後の2試合になるということだよ」と語っている。
残念ながら実名は明かされておらず、これだけの情報では妄想ばかりが膨らんでしまうが、8月に名前が挙がったクロアチア人選手としては、GKスティペ・プレティコサに対してトッテナムが獲得を打診したと所属先のスパルタク・モスクワの幹部が明かしており、その際はプレティコサが負傷により長期離脱を強いられたために破断になったとされていた。
さらに、12月に入ってから、ディナモ・ザグレブのFWマリオ・マンジュキッチがFWロマン・パブリュチェンコのストライカーとしてトッテナムに加入するとの報道をクロアチアの一部メディアが伝えている。
今年8月末にポーツマスへのローン契約が成立した際には、1月にトッテナムに戻る期限付きであったMFジェイミー・オハラだが、改めて自らの意思はポーツマスで今季いっぱいプレーすることにあると明かしている。
前節エバートン戦の終了間際にMFウィルソン・パラシオスが負傷したことと、アフリカ・ネーションズ・カップ期間中にDFベノワ・アスエコトに替わって左サイドバックでプレーする機会が増えるであろうDFギャレス・ベイルがエバートン戦の2失点に絡んだことで、セントラル・ミッドフィルダーと左サイドのミッドフィルダーおよびディフェンダーをこなすオハラの復帰が待望される声もあがったが、いまだ最下位に低迷するポーツマスの後半戦の巻き返しを狙うオハラは、「私がポーツマスに残り、チームを降格から救いたいと考えていることは皆が知っている。ここのファンは本当に素晴らしいから、(1月に)もし去ることになってしまったらとても悲しいことだよ」と語っている。
初戦のアメリカ、第2戦でアルジェリア、最終戦をスロベニアと対戦するグループCに入ったイングランドは、優勝候補の一つに数えられている。そのライバルと目されるチームについて話を始めたデフォーは、「スペインは強力なチームだ。一流選手が、代表戦に出場するために列を為しているほどだよ。彼らは欧州王者であり、倒し甲斐のある相手だよ。ファイナルで彼らと対戦できることを願いたいね。ドイツもフットボール強国だ。大舞台では必ず結果を出してくるチームだね。歴史的にみても、彼らとの対戦は重要な一戦になる。良く組織されていて崩しにくい相手だから、もし戦うことになったら難しい試合になるだろうね。ワールドカップ決勝の常連国は、どこも手強いね。ブラジルは大本命だし、オランダ、イタリアも決勝に行くだけの王者の風格が備わっている。でもまだこれからだからね。どんな展開にも成り得るよ。アフリカのチームもいつかはワールドカップに優勝することになるだろう。だけど、今大会では無いことを願ってるね。コートジボワールはフィジカルが強くて、運動能力も高い。ディディエ・ドログバがいて、目下急上昇中のチームだ。だけど、グループ分けが絶妙だった。彼らにとっては厳しい組になっったね。ポットからボールが出され名前が読まれるたびに心が激震したよ。でも、インググランド代表の選手としては、受け入れられる結果だよね。選手はまずクラブ・チームに専念する。しかし、組合せ抽選が行われると、ついに本大会が始まるんだと実感するよね。俺たち以上に、他の代表チームが俺たちのことを気に掛けているんじゃないかと正直思っているよ。俺たちの監督、チーム力、そして選手の顔ぶれは強烈だから、イングランド代表を恐れずにはいられないだろう。もちろん、自信過剰は禁物だ。しかし、本大会の俺たちの目標は優勝さ。カペッロ監督はどんな相手にも勝利できると言っているし、選手たちもそれを信じているからね」と語っている。
火曜日に非公開で行われたグレイス・アスレチックとの練習試合で、負傷明けの先発出場を果たしたDFレドリー・キングが、前半に顔面にボールを受け転倒した際に膝の痛みを訴え負傷交代を強いられていたとの内部情報の追報として、キングのこの交代は大事をとってのものであり、これが新たな長期離脱に繋がるものでは無いとの情報が内部情報筋から伝えられている。
今週末のウォルバーハンプトン戦に出場可能かの判断材料は乏しいが、練習試合に出場できる状態にまで復調していたことはおそらく間違いなさそうだ。
なお、グレイスとの練習試合には、DFドリアン・デルビィ、DFアラン・ハットン、DFカイル・ノートン、MFデイビット・ベントリー、MFダニー・ローズ、MFルカ・モドリッチ、FWジオバニ・ドスサントス、FWロマン・パブリュチェンコら一軍選手、さらにレイトン・オリエントにローン中のMFアンドロス・タウンゼンドも出場したようだ。
これまで本命視されていたローマは、元アーセナルのFWジュリオ・バティスタをトレードに使い移籍金を抑えたオファーされたものの、トッテナムが移籍金のみで要求をしたために一時交渉は暗礁に乗り上げていると伝えられ、これにより代理人は新たな移籍先を躍起になって探していると見られている。
移籍マーケット開始まで3週間となり、さらにメディアを通じたパブリュチェンコ争奪戦激化を煽りたい代理人は、FWロビン・ファンペルシの長期負傷離脱によりストライカーの補強を模索するアーセナルからも打診があったことを明かしている。
イタリアのトゥット・メルカートに対して代理人は、「トッテナムでパブが置かれた状況に満足はしていない。1月に所属先を変えるべく、我々は全力で動いているところだ。ローマとは何度か接触を持ったが、今は電話でのやり取りになっている。スパルタク・モスクワやアーセナル、ゼニトからも関心を持たれており、どの可能性もあるだろう」と語っている。
なお、ロシアのメディアから漏れ伝えられ得るロシア代表チーム内の情報では、アーセナルのFWアンドレイ・アルシャビンとパブリュチェンコの不仲が度々取りざたされている。
モドリッチの離脱からそれまでの快進撃がやや失速したトッテナムは、4位を維持しているもののこのところ不安定な戦いが続いており、復帰が実現すればクリスマス週間の連戦を控えて強力な起爆剤となることが期待されそうだ。
試合終盤の2失点と、ロスタイムのペナルティ・キック失敗により同点に終わったエバートンとの試合の後に、記者に囲まれてインタビューを受けたハリー・レドナップ監督は、その記者団の待ち受けた部屋にあるモニターに映し出されたエバートンの得点シーンの映像を見ながら、「勝者は決したように見えたがね。我々が試合を支配していたし、ゲームオーバーだと感じた。あそこから勝利を逃すなんて展開は考えもしなかったよ。3‐0にするチャンスが訪れたが、その直後に1点を返された。まったく情けない失点だった。あんなのにひっかかるとはね。あそこから彼らは勢いを増し、最後の10分間はまったく形勢が異なってしまった。終盤に2‐1まで点差を詰めたチームがやることは単純で、まさに今回の彼らのように全力で攻勢にでるだけだ。最後にもこの試合を勝利で終えるためのペナルティのチャンスがあった。ロビー・キーンが我々のPKを蹴る選手だが、調子が良い選手が試みたということだろう。結果はダメだったがね」と、トッテナムの守備陣に酷く憤慨した様子で語っている。
パラシオスについて試合後のインタビューでハリー・レドナップ監督は、「病院に運ばれたのだが、本人はとても痛がっていた。勇敢な選手だが、あのような苦痛に苛まれる彼を気の毒に思うよ。無事であってくれることを願っている」と語っている。
なお、残念ながらこのパラシオスの得た後半ロスタイムのペナルティ・キックを、FWジャーメイン・デフォーが蹴ったものの、GKティム・ハワードにセーブされている。
| エバートン | スタッツ | スパーズ | ||
| 2 | ゴール | 2 | ||
| 0 | 前半ゴール | 0 | ||
| 5 | 枠内シュート | 8 | ||
| 9 | 枠外シュート | 9 | ||
| 2 | 被守備ブロック | 4 | ||
| 1 | コーナーキック | 6 | ||
| 14 | ファール | 19 | ||
| 4 | オフサイド | 3 | ||
| 4 | イエローカード | 4 | ||
| 0 | レッドカード | 0 | ||
| 68.4 | パス成功率 | 71.6 | ||
| 20 | タックル | 23 | ||
| 85 | タックル成功率 | 73.9 | ||
| 54.6 | ボール支配率 | 45.4 | ||
| 46.9 | 敵陣進軍率 | 53.1 |
控え:アニック、ベイル、ハットン、ベントリー、ジェナス、キーン、パブリュチェンコ
エバートン:ハワード、ニール、ヨボ、ヒバート、ベインズ、ピナール、ロドウェル、フェライーニ、ビリャレトディノフ、ケイヒル、サハ
控え:ナッシュ、ダフィー、アガード、バクスター、 コールマン、サハ、ヤクブ
この夏にウェストハムとの契約満了を迎え、エバートンに新天地を求めたオーストラリア代表のニールは、「我々のベストの状態をこの試合に向けて作っていかなければならない。それが優れた相手と対戦する時には、当然の姿勢だ。相手はまさに我々の好敵手だ。我々と同じようにリーグの高嶺を夢見ており、心構えもエバートンに似ている。ここで勝利すれば、クリスマス週間を前に完璧なジャンプ台になるだろうね」と、トッテナム戦への意気込みを明かしている。
先月のウィガン戦では9‐1の大勝利を飾ったトッテナム。主力が離脱した今のエバートン守備陣が、ウィガン同様に大量失点を喫するのではないかとの懸念に対しニールは、「あんなスコアを許容できるような選手はエバートンにはいないよ。プライドが許さないからね」と語っている。
このため、26歳のリエスゴは来週、トッテナムの練習に参加する予定となっており、ローン契約の詳細については未だ決定していない。
過去2シーズンの予算だけを見ても、トッテナムが2007‐08シーズンに5000万ポンドを投じてリーグ11位とカーリング・カップ優勝の戦績を残し、2008‐09シーズンには7700万ポンドで8位の成績を残したのに対し、エバートンはそれぞれに2000万ポンド、2300万ポンドの補強費でリーグ5位の成績を2シーズン連続で収めている。
この違いについてモイーズは、「トッテナムは毎回、巨額の補強費を投じている。毎年、私は彼らの動きを見て、『おぉ、またトッテナムが獲得した』と口にしている。彼らの補強について言わせてもらえば、確かに年を経るごとに強化されているが、それがなくとも常に彼らの戦力は充実しているんだ。ハリーは補強した人員で上手くチーム強化を図ったし、あの陣容であればトップ4にチャレンジすることも十分に可能だろう。しかし、トップ4を狙っているクラブは多く存在する。我々もそうだ。昨シーズン、我々は5位で終えた。その座を他の多くのクラブが狙って巨額の投資をしている」とコメントしている。
特に今夏の移籍マーケットでは、トッテナムだけでなくマンチェスター・シティ、アストンビラ、サンダーランドらヨーロッパ戦出場を狙うチームがこぞって巨額の補強費を捻出し、これまでのところエバートンとの明暗をくっきりと分けている。
しかし、高額の選手を補強することよりも、時間をかけてチームを熟成させることに活路を見いだせると考えるモイーズは、「それは過去の実績でも証明され続けている。我々は巨万の富を用いなくても、チームとして機能させることで成功を収めてきた。彼らが羨ましくもあるが、昨シーズンの我々はあんな馬鹿げた投資をすることなかったし、4年前に4位を獲得した際にも多額の補強費を使ってはいなかった。決まった補強予算のなかで、リスクを取らない補強を我々はおこなっている。それでも、ライバルたちと戦い抜くために、小さな金額でも無駄にはできないんだ」と語っている。
対戦相手であるエバートンに負傷離脱者が相次いでいることについてレドナップは、「いつにも増して多くの負傷者を抱えているようだが、相手は優れた選手層を誇っている。デイビットは今週ギリシャで見せたようなハードな戦いをしてくるだろう。リバプール戦では奮闘したがアンラッキーだったな。前線には、ヤクブや、サハ、そしてジョーといった強力な選手がいる。ケイヒルも得点力があるし、フェライーニやピナールもいる。主力選手を欠いている状況は我々とさほど変わらないよ。敵地での簡単な試合など無い。デイビットは素晴らしいチームを作り上げているが、我々は調子が良い。ビラ戦でも良い戦いができたし、日曜日も同じような戦いがしたい」と、エバートンのデイビット・モイーズ監督の手腕と、エバートンの中盤から前のタレントへの警戒を明かしている。
この緊急事態にデイビット・モイーズ監督は、未熟な若手をサイドバックに起用し、センターバックを固めるためにヒバートとニールの2人を中央に据えるとみられているが、その際に特に問題視されるのが、ヒバートの173cmという身長が、トッテナムFWピーター・クラウチの201cmに対応できるかという点。
仮にヒバートがセンターバックで起用されクラウチがそのピッチに立つことになれば、制空権における圧倒的な劣勢を強いられることになるが、「トニー・ヒバートはここまで本当に良くやっている。どんどんその評価を上げているが、私がここに来たときから彼はいたし、すでに10年以上エバートンに在籍している。大きな魂を持った男だよ。確かに、もう少し期待したい時もあるが、我々の期待を大きく裏切ることは絶対にない選手だ」とモイーズは語っている。
12月に入り、すでにカーリング・カップのマンチェスター・ユナイテッド戦を消化しているが、日曜に控えるエバートン、ウォルバーハンプトン、マンチェスター・シティ、ブラックバーン、フラム、ウェストハムと今月だけで7試合、4日に1度のペースで試合を消化していく過密日程となっている。
現在の3位という順位を、この過密日程を終えても維持出来ているかが、シーズンを占う上では重要であり、そのことを考えていればクリスマスに浮かれることなどできないとストイックに語るレドナップは、「ポーツマス時代に、サウサンプトンに敗れたためにチーム内の祝祭を一切禁止したことがあった。あれで私はかなり顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまったことも付け加えておくよ。だが、プロとして試合に打ち込み、トッテナム・ホットスパー・フットボールクラブを我々は最優先に考えてもらわなければならない。私はクリスマスのディナーを孫たちと共に楽しむこともできただろうが、もしチームの結果が低迷してしまったら、心の奥底には憂鬱な気持ちが立ち込めてしまう。まったく馬鹿な考え方だろうが、私のクリスマスは毎年そんな感じだよ」と明かしている。
特に、16日のマンチェスター・シティ戦以降の今月下旬に4試合が入る日程についてレドナップは、「ハードだね。とにかく試合が多いんだが、我々の仕事はとても多くの人の生活に影響を与えるんだ。それだけにできる限り、頑張らないとね。今年のクリスマスは、当日(25日)にトレーニングを行ってボクシング・デー(26日)にはフラム戦に望む予定だ。クリスマスの時期には練習と試合があると決まっているからね。私にとってはいつも通りのことさ」と語っている。
アストンビラ 3-0 ハル・シティ
ブラックバーン 0-0 リバプール
マンチェスター・シティ 2-1 チェルシー
ポーツマス 2-0 バーンリー
ウェストハム 0-4 マンチェスター・ユナイテッド
ウィガン 2-3 バーミンガム
ウォルバーハンプトン 2-1 ボルトン
トッテナム戦を控えて、DFフィル・ジャギエルカ、DFフィル・ネビル、DFジョセフ・ヨボら離脱者に、先日のヨーロッパ・リーグでDFシルバン・ディスタンがさらに負傷し、これにハイティンハの出場停止、足の付根を痛めているDFジャック・ロドウェルがを加わると、特にセンターバックのポジションが人材不足。本来は、サイドバックでプレーするDFトニー・ヒバートやDFルーカス・ニール、またはディスタンの負傷離脱の際にAEKアテネ戦の途中から出場した17歳のDFシェイン・ダフィーがサプライズ出場する可能性も取りざたされている。
この惨状を前にし、セルティックやプレストンでセンターバックとして活躍したモイーズは、「私とアンディ・ホルデン(リザーブチーム・コーチ)は、長年センターバックでコンビを組んできたんだぜ。今朝も、我々2人は万全の状態でトレーニングに臨んだし、あとは監督の指示を待つだけだぜ。自分が選手登録するという最終手段も考えないといけないな。そうなったらきっと楽しいだろうね。最初の30秒間はまず、両足に全精力を取り戻すことに専念することになるだろうね」とジョークで話を切り出している。
急造センターバックの候補に挙がるヒバートだが、173cmの身長ではFWピーター・クラウチへの対応では空中戦で圧倒的な劣勢が見込まれる。しかし、選択肢が無いモイーズは、「現状の負傷離脱を考えると、彼をセンターバックで起用することを考えることになるだろう。シルバンは外れるだろうし、ヨボはハムストリングの負傷で難しそうだ。フィル・ジャギエルカはまだ離脱が続き、ハイティンハは出場停止。このポジションが決定的に不足している」と、コメント。
ヒバート、ニールの2人がセンターバックを組むことになれば、17歳のDFジョセ・バクスター、21歳のDFシーマス・コールマンら、まだまだ経験の浅い選手が両サイドバックに入ることが予想される。
左膝に故障を抱える29歳のキングは、トッテナム一筋でクラブの象徴的存在であるが、この故障のために練習には参加出来ず、1週間に1試合以上の出場は不可能という状態ながらも今シーズンのプレミアリーグでは8試合に出場している。
サンが掲載した、内部情報に通じた人物の発言は、「ハリーはレドリーをとても高く評価しており、クラブに留めておきたいと強く願っている。膝の問題については分かっているし、1週間に1試合以上出場できないことが悩みの種であるが、ハリーは貴重な戦力と考えている。だからこそ、契約更新を提示し、彼のこのクラブにおける重要性と、これまでの何度も痛みに耐えながらトッテナムのために貢献してくれたことへの報酬を表したかったんだよ」と、現在のキングのコンディションからすれば高額かと思われるオファーの理由を伝えている。
一部メディアからは、不安定なコンディションから、出場試合数に応じた歩合制の給料を支払う新契約が合理的との見方が出ていたが、サン紙はクラブ内では最高額レベルのオファー提示を報じている。
シーズン序盤にスライマン・アルファイムがオーナーを退陣し、その後にアリ・アルファラジが新オーナーに就いたものの、今回浮き彫りになった給与未払いにより、クラブ経営は一向に改善されていないことが知れ渡っている。新オーナーの資金力の後ろ盾で、冬の移籍マーケットで立て直しを図ることが期待された現在最下位のポーツマスだが、さらにその前途は暗くなっている。
この状況にレドナップは、「本当に心配だね。1500万ポンドの資金をクラブに出資してくれる投資家を付けたにも関わらず、またこのような事態になってしまった。彼らの給与水準はそれほど高くないだけに、問題だよ。昨年、彼ら8000万~9000万ポンドという驚異的な金額を移籍マーケットに投じたが、収支のバランスを考えたものではなかった。入場者数は18000人だけで、その観客数でプレミアリーグを戦うことすらかなり難しいんだ。それこそが彼らの問題だ。何とか、この問題を乗り越えてもらいたい。ファンの熱い支持を得る偉大なクラブだからね」とコメント。
それでも、この資金難のなかでチーム立て直しの期待をアブラム・グラント新監督に期待したいレドナップは、「アブラム・グラントがチームを立て直し、偉大なる残留劇を見せてくれることを願っている。しかし、オーナーが替りすぎだ。たびたび、大金持ちの名前が挙がって、結局何も投じずに消えてしまう。クラブを救う資金を工面してくれる新たなオーナーが見つからなかったら、悲劇だよ。ほとんどのクラブが、運営を後押しするオーナーと歩んでいる。外国人オーナーも悪くはないが、今回の場合、彼らは資金を投じるつもりが一切無いか、そもそもそんなお金を持っていないオーナーしか見つけることができていない」と語っている。
現在ハムストリングの負傷で離脱しているキングも復帰の目処が立たず、仮に復帰したとしても連戦での起用は見込めない状況だが、DFセバスチャン・バソングを今シーズンのリーグ開幕戦直前に獲得したことでトッテナムにとって大きな痛手とはならずにここまではやりくりしているレドナップは、「ウッディは試合に出たい気持ちを強く持っているだけに、本人が一番辛いはずだ。イングランド代表でも十分にやっていける一流選手であり、彼はレドリーとも、そしてマイケル・ドーソンとも上手くプレー出来る。レドリーとウッディが負傷離脱となっているが、4人のセンターバックがいるおかげで我々は救われている。選手層を厚くしておかなければならなかったポジションであった。昨シーズン、ジョナサンとレドリーが共にプレーしていた際は、2人が素晴らしい連携を発揮してくれた。しかし、同時に2人が離脱した際には、困難な状況に陥ることも分かっていたからね」とコメントしている。
バソングが1月にアフリカ・ネーションズ・カップにカメルーン代表として参戦するため、現状からもシーズン後半を見通しても1月の移籍マーケットで即戦力となるセンターバックの補強が必要となりそうだ。
イングランドの初戦アメリカ戦は、6月12日にイングランド代表のキャンプ地であるラステンバーグで行われる。18日にはケープ・タウンに場所を移してアルジェリア戦。さらにその5日後にポートエリザベスでスロベニアとグループ最終戦を戦う。
グループ最大のライバルとなるのは、夏に行われたコンフェデレーションズ・カップでスペインの35試合無敗記録に終止符を打ったアメリカ。プレミアリーグのエバートンで活躍するGKティム・ハワード、フラムのMFクリント・デンプシーらが主軸となったチームだ。
しかし、グループ突破に自信を持つデフォーは、「俺たちならグループ戦は勝利できると思う。対戦相手を舐めてはいないが、恵まれたグループだと思うよ。イングランド代表選手としては自分のグループを気に掛けておかないとだけど、他のグループではブラジル、ポルトガル、コートジボワールのところが厳しいグループだね。でも、これは最高峰の舞台であり、どの試合も厳しいよ。世界が舞台だからね」と視線をさらにグループ戦の先に向けている。
しかし、今週いっぱいトレーニングをしていないため、エバートン戦に出場するかは定かではない。
12月5日(土)
アーセナル対ストーク・シティ
アストンビラ対ハル・シティ
ブラックバーン対リバプール
マンチェスター・シティ対チェルシー
ポーツマス対バーンリー
ウェストハム対マンチェスター・ユナイテッド
ウィガン対バーミンガム
ウォルバーハンプトン対ボルトン
12月6日(日)
エバートン対トッテナム
フラム対サンダーランド
なお、サンドロの代理人であるルイス・パウロ・チグナルも、今週前半にトッテナムへの移籍に向けた交渉が架橋にあることを公言しており、サンドロ加入はさらに実現に近づいているようだ。
レドナップは、「ジェイムスやフォスターの名前を挙げている者がいるようだが、彼らは出場機会を求めており、今シーズンのゴメスは素晴らしい活躍を続けている。今、実に難しい状況に置かれている。もしゴメスが負傷したら、替りのキーパーを起用してしっかりゴールを守ってもらわなければならない。そこは、若手に経験を積ませる場ではないからね」とコメント。
火曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦では、控えゴールキーパーとしてこれまで負傷離脱していたGKジミー・ウォーカーがベンチ入り。それまでは若手のGKベン・アニックやGKデイビット・バットンらがベンチに入ることがあった。
最近は、現U‐21イングランド代表で正ゴールキーパーのワトフォードGKスコット・ローチや、ロコモティフ・モスクワのスイス代表GKエルディン・ヤクポヴィッチの獲得を狙っていると一部メディアが報じている。
なお、スパーズ・ジャパンが得た内部情報筋からの情報では、レンジャーズのスコットランド代表GKアラン・マクレガーの獲得が濃厚といわれている。
水曜日に行われたヨーロッパ・リーグのアウェイ AEKアテネ戦で、試合序盤にDFシルバン・ディスタン、MFダン・ゴスリング、さらにFWジョーらが相次いで負傷によりピッチを後にする惨状のなか、前半に得た1点を守り抜いての勝利を飾ったエバートンのオーストラリア代表のMFティム・ケイヒルは、同日に行われたボクシング・クレイザー級の世界タイトル戦で親友であるダニー・グリーンが大方の下馬評を覆す1ラウンドTKO勝ちを収めたことが、アテネでの試合で見せた闘争心に影響を与えたと話している。
現時点のエバートンのフィールド・プレーヤーで数少ない出場可能な主力選手であるケイヒルは、「負傷は不運だとしか言えないが、アテネでは毅然と闘争心を見せ勝利を飾り、ヨーロッパ・リーグのグループ戦突破を決めることができた。我々には強い闘争心があるんだ。これまでも周りが我々を見下した時こそ、我々の真の実力を発揮したきたと思うよ。その点において、俺はダニー・グリーンにかなり鼓舞されたね。ロイ・ジョーンズJrとの対戦でダニーは、『ノー・チャンス』とメディアに書き立てられた。しかし、そこで見せたのがオージー魂だ。懸命にトレーニングを積んで、偉大なボクサーを相手に勝利を飾った。あの対戦の前に俺は彼にメールを送ったんだ。AEKを倒した後にその返信を受け取ったが、我々の勝利と試合で見せた闘争心を讃えてくれた。ハッキリとダニーの影響を感じていたし、エバートンもまたその闘争心の片鱗を見せたと思っている」と語っている。
今シーズンは、多くの負傷者を抱えながら苦しい戦いを強いられているエバートン。AEKアテネとの試合でさらに3選手を失い、日曜のトッテナム戦では復帰して間もなくコンディションが万全でないDFジャック・ロドウェル、MFスティーブン・ピナールやFWヤクブ、FWルイ・サハらの先発起用を強いられるであろうデイビット・モイーズ監督。
それでも、この厳しい状況にケイヒルは、「ディスタンが早々にピッチを去り、さらにゴスリングとジョーも離脱したことで、全てが逆境に思えたんだが、皆が結束した。だからこその重要な勝利なんだ。問題は山積しているけど、この苦境を乗り切るために皆で一丸とならなければならない」とチームの結束でこの状況を乗り切ると誓っている。
なお、日曜の試合にジョーは出場可能。ゴスリングとディスタンも直前の診察により出場の可否を判断すると最新の情報は伝えている。
先日、ポール・ハートが監督の座を退き、新たにアブラモ・グランドが指揮官となったポーツマス。トッテナム・ファンとしては、そのポーツマスにローン中で当初の契約では来年1月まで期限付きであるMFジェイミー・オハラの処遇に、この監督交代の影響がどうなるかという点に関心が集まるところだが、週末のマンチェスター・ユナイテッド戦で初采配となったグラント新監督は、前体制と同様にオハラの力量がチームに不可欠であると判断しているようだ。
ポーツマス時代には、グラントと共にチーム運営を行った時期もあるハリー・レドナップ監督は、「アブラムと話をしたが、可能であればジェイミーをチームに留めたいと考えていると彼は言っていた。1月までにどう状況が変わっていくかを見定めて判断すると私は答えたよ。ジェイミーは1月に戻ることになっているが、彼にはポンペイに留まるという選択肢もある。もちろん、それを決断するのは我々だ」と、グラントとの会話を明かし、オハラのローン期間延長を匂わせている。
現チーム状況において、オハラの本職であるセントラル・ミッドフィルダーにはウィルソン・パラシオス、トム・ハドルストン、ジャーメイン・ジェナスが負傷を抱えることなく活躍し、さらに1月にはインテルナシオナルのブラジル代表MFサンドロの補強が見込まれている。オハラのユーティリティ性が発揮される左サイドのポジションでは、ニコ・クラニチャルが大活躍。
オハラとは逆に、ポーツマスから夏に獲得したクラニチャルのプレーについてレドナップは、「ウィガン戦では、ニコが劇的な活躍を見せた。サンダーランド戦に途中出場した際にも、試合の流れを手繰り寄せるプレーをしてくれたし、ビラ戦でもまた凄い活躍だった」と、高い評価を与えている。
さらに、近日中に離脱中のMFルカ・モドリッチの復帰が見込まれており、これから1月までの間に長期離脱者を出すなど不測の事態にならない限りは、オハラのポーツマス在籍期間は今シーズンいっぱいに延長されそうだ。
1月の移籍マーケット開始を控え、現在トッテナムからローン中の選手たちのシーズン後半の動向にも注目が集まっているが、クイーンズパーク・レンジャーズのモロッコ代表MFアデル・ターラブは、他クラブへの完全移籍の可能性についての噂を一蹴する発言で、レンジャーズ・ファンに忠誠心をアピールしている。
ミッドフィルダーよりもより攻撃的なポジションで活躍し、QPRだけでなくモロッコ代表でも中核的な役割を担うまでに成長しているターラブは、トッテナムに良いオファーがあり次第、売却される可能性が伝えられている。しかし、現在チャンピオンシップで昇格争いを繰り広げるQPRにとって、ターラブの存在は欠くことが出来ない攻撃のオプションとなっている。
QPRの公式サイトでターラブは、「快適にやっているしチームの調子も良い。このクラブに俺はとても満足しているよ。QPRのために戦うことを堪能しているし、トッテナムに戻りたいとは思っていない。シーズンをQPRで終え、出来ることならチームをプレミアリーグに押し上げたい」と語っている。
なお、QPRとトッテナムとの間で交わされたターラブのローン契約は1年間の期限となっている。
ノースロンドンのイズリントンに妻ペグと住むウェストは、幼少期のベッカムをトッテナムのフットボール教室に通わせるなど、そのキャリアに強く影響を与えており、アカデミーとの契約まであと一歩の段階までいっていた。しかし、父親テッドと母サンドラが応援するマンチェスター・ユナイテッドとん契約を選択している。ベッカムはウェストの逝去により、金曜日に行われるワールドカップ南アフリカ大会の組合せ抽選会を欠席すると、現地メディアは見ている。
ウェストを偲び、安らかな眠りにつくことを祈りたい。
しかし一方、ブラジルのメディアからも渦中の人として取り上げられるサンドロは、「何も知らされていないよ。僕の移籍について何か話があるんだったあら、僕にも何か話があると思うんだけどね。でも、実際に何かあるのかも知れないけど、代理人を信用しておくよ。だから、僕は余計なことを話さないほうがいいんだ」と語っている。
トッテナムのハリー・レドナップ監督は、10月下旬から11月にかけてのストーク・シティ、アーセナル、サンダーランドの3試合で急激にパフォーマンスを落としてしまった要因として、MFアーロン・レノンとFWジャーメイン・デフォーのスピードがチームに欠けていたことを指摘している。
ストーク戦の前のポーツマス戦で退場処分を受け3試合の出場停止となったデフォーと、ストーク戦の試合終盤に足首を負傷したことでサンダーランド戦まで欠場となったレノン。ストーク戦でトッテナムは好パフォーマンスを見せたもののデフォーが抜けたことにより決定機をゴールに結びつけることができず、2人が同時に抜けてしまったのはアーセナル戦では攻撃の選択肢を欠き、デフォーが復帰したもののレノンを欠いたサンダーランド戦では前線までボールを運ぶことに苦労していた。
この2人の存在がトッテナムの攻撃において重要であることを痛感したレドナップは、「復帰したこの2人が大きなカギを握っている。デフォーが出場停止になり、レノンが負傷離脱していたが、彼らが戻ったことでその2‐3週間我々に欠けていたスピードを我々は取り戻した。主力選手数名を欠いた際には、通常通りの戦いをすることが困難になる。試合ではチームの中核を担う選手抜きで、いつも通りに戦うことなどできない。その最たる違いを、レノンのスピードが使えなかったサンダーランド戦で私は痛感した。あの日のチームにはスピードがかけていたからね。あの試合で我々はスピードを活かせるチーム編成ではなかった。逆にウィガン戦で我々はスピードが溢れる戦いをした。この2人が戻り、ウィガン戦で活躍してくれたことが、あの大勝利に繋がった。それぞれの選手に役割があるが、2人のスピードと、特にデフォーの得点感覚は凄まじい武器だ。次の試合をアウェイでビラと戦ったが、後半はボールを動かしながら支配し、パスも良く繋がる素晴らしい試合をした。そこでも、レノンとデフォーのスピードが際立った。2‐3試合の低迷があったが、この2人の欠場とルカ・モドリッチの離脱があった。彼らは、我々にとってのキープレーヤーだ」とコメント。
日曜に控えるグディソン・パークでのエバートン戦だが、前述ストーク・シティとアーセナルの試合の合間に行われたカーリング・カップでの対戦でトッテナムは控え選手を中心としてチーム構成で2‐0の快勝を飾っていた。シーズン開始の段階では、マンチェスター・シティやアストンビラ、そしてトッテナムと共に、トップ4の牙城を脅かすクラブとされていたエバートンは、相次ぐ負傷離脱選手の影響もあってかプレミアリーグで下位に低迷している。
現時点で、チャンピオンズリーグ出場権を争うライバル・クラブについてレドナップは、「正直者ならば、我々とマンチェスター・シティ、そしてビラの名前を挙げるだろう。他のクラブに対し失礼なことを言うつもりは無いが、それ以外には考えられないからね。開幕時点ではエバートンも考えられていたが、今は我々を含めた数クラブのみだ。おそらく、上位7チームはほぼ決まり。我々3つと、リバプール、アーセナルの計5つがチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドに次ぐ2つの枠(チャンピオンズリーグ出場権)を争うことになる」と語っている。
先日、英タブロイドのサン紙に、冬の移籍マーケットでのトッテナム加入が伝えられたレンジャーズのDFマジド・ブゲラだが、その意思が無いと自ら語っている。
先月のワールドカップ・アフリカ予選プレーオフでエジプトを倒し、南アフリカで行われる本大会への切符を手にしたアルジェリア代表のブゲラは、「フットボールの世界では常に変化が付きまとうからこれから先のことを断言することはできないが、私自身にレンジャーズを去る意向は無いよ。このクラブは居心地が良いし、いつも言っているように安定した生活を大事にしたい。だから、ここでシーズンを戦い抜くつもりでいる。ワールドカップ予選が終わり、良い形で新年を迎えることができる。さらに、レンジャーズでリーグ制覇を再び果たすことができれば、今シーズンを最高の形で終えることができるからね」とコメント。
しかし、そのエジプト戦後のスコットランド帰国が遅れ、週末のリーグ戦に出場できなかったことでレンジャーズのウォルター・スミス監督との間に生まれた確執は解決せず、レンジャーズ・サポーターとの間にも溝が生じ始めているブゲラは、レンジャーズの財務悪化が主たる理由で放出されると伝えられており、本人のレンジャーズ留任の意向が通じるのかは不確定だ。
今週末、日曜にトッテナムをグディソン・パークに迎え撃つエバートンは、昨夜のヨーロッパ・リーグをアウェイの地ギリシャで戦い、AEKアテネに1‐0で勝利。この勝利で1試合を残したヨーロッパ・リーグのグループ・ステージを2位で突破することが決まっている。
しかし、豪雨のなかで行われ序盤の先制ゴールを死守したエバートンは、前半20分までにMFダン・ゴスリング、DFシルバン・ディスタンを負傷で失い、さらに後半途中にはFWジョーが負傷交代と大きな代償を支払っている。
試合後のデイビット・モイーズ監督は、「ジョーの負傷はそれほど深刻なものではないと思うが、シルバン・ディスタンとダン・ゴスリングは共にハムストリングを傷めている。明日の診断を待つことになるだろう。負傷の主な理由は、2人を過度に起用したことにあると思っている。シルバンは、毎試合、毎分出ずっぱりであった」と、ディスタンとゴスリングの長期離脱の見込みを明かしている。
週末のトッテナムとの試合では、DFヨニー・ハイティンハの出場停止が決まっており、エバートンは特に守備陣の主力に欠場者が重なりそうだ。
なお、このエバートンの勝ち上がりにより、来年2月にホワイトハート・レーンで予定されているエバートン戦は27日(土)から28日(日)に変更。そのトッテナムとの試合を2位通過のエバートンは、アウェイのヨーロッパ・リーグ ベスト32の後に戦うことになる。
現地ブラジル時間の水曜日に行われたリーグ最終節に向けたトレーニング場で、同日に英タブロイド紙が伝えたブラジル代表MFサンドロの移籍報道について質問を受けたインテルナシオナルのフェルナンド・カルバーリョ副会長は、「サンドロのまだ移籍が決まっていないと私は断言できる。2010年まで彼はインテルにいるよ」とコメント。
週末の残り1節で終了するブラジル・セリエAで現在2位のインテルナシオナルは、来シーズンのリベルタドーレス杯(南米クラブ王者決定戦)に出場が確定しており、20歳の若さでチームの中核として活躍するサンドロの去就はインテルのファンにとっても大きな関心ごととなっている。
英タブロイド紙デイリー・メイルは、ブラジル・インテルナシオナルのブラジル代表MFサンドロが、650万ポンドの移籍金でトッテナムへの移籍成立に迫っていることを伝えている。同紙は、今週末に最終節を迎えるブラジルのセリエAの終了後にに移籍について発表があるだろうとみているようだ。
内部情報筋から得た情報では、1月の移籍はすでに合意済みとされているサンドロ。移籍を成立させるための最大の障壁は、英国の労働許可証という段階に入っているとみられ、手続きをスムースに通すためには、デイリー・メイルが伝える通り、近々にも契約合意やメディカル検査などを行う可能性はありそうだ。
なお、デイリー・メイルが伝える650万ポンドという移籍金について、夏の移籍マーケットの時点ではインテルナシオナルの会長の口から1400万ポンドというサンドロへの移籍金要求額が明かされていたため、若干懐疑的な数字である。
ブラックバーン 4-3 チェルシー
マンチェスター・シティ 3-0 アーセナル
準決勝の対戦カード
マンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッド
ブラックバーン対アストンビラ
マンチェスター・ユナイテッドに敗れ、3シーズン連続ファイナル進出の夢断たれたトッテナム。今後、カーリング・カップは、ユナイテッド戦の同日にポーツマスを破ったアストンビラ、水曜日に行われるマンチェスター・シティ対アーセナル、ブラックバーン対チェルシーのそれぞれの勝者の計4クラブにより1月第2週、第4週の火曜日または水曜日にホーム&アウェイで争われるセミ・ファイナルを戦い、さらに、その勝者同士で争われるウェンブリーでの決勝戦は2月28日の日曜日に行われる。ファイナルの行われる週末にはプレミアリーグも開催されるため、ファイナリストとなった2クラブは同節リーグ戦がシーズン後半に延期となる。
優勝したクラブには来季のヨーロッパ・リーグ出場権が与えられ、仮に優勝クラブがプレミアリーグの順位などでヨーロッパ戦(チャンピオンズリーグまたはヨーロッパ・リーグ)の出場権を確定している場合は、プレミアリーグの6位のチームにヨーロッパ・リーグの出場権が移ることになる。
トッテナムをホームのオールド・トラフォードに迎え撃ち、2‐0の勝利でセミ・ファイナルへと駒を進めたマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、「前半は我々に運が味方してくれたと思った。相手の連動した展開の合間に我々が得点できたからね。トッテナムは開始から30分間、試合を支配し、先行していてもおかしくはなかった。相手は3‐4回のチャンスを作ったが、トマシュ(クスチャク)がデフォーのシュートを素晴らしいセーブで阻んでくれた。あの時間帯は我々の思い通りには試合を運べなかった。しかし、ゴールが決まってからは状況が好転していった。後半はさらに良い展開になった」と試合後のインタビューで語っている。
マンチェスター・ユナイテッドとのカーリング・カップ第5ラウンドを敵地オールド・トラフォードで戦ったトッテナムのハリー・レドナップ監督は、2‐0で敗れたこの一戦の後のインタビューで終始、スタジアムを包んだ異様な雰囲気について触れている。
寒さに加えて雨と強風、そしてナイトゲームと悪条件が揃ったためか、確かに空席の目立つ客席であったが、それにしてもシアター・オブ・ドリームス(夢の劇場)の普段の活気には程遠く、さらにそのピッチ上で繰り広げられた戦いも、両軍互いにミスが多く、かつフィニッシュに辿り着かずに攻撃が終わる展開がほとんどと、盛り上がりに欠ける展開。漆黒の冬の夜空の静寂がピッチ上まで落ちてきたかのような時間帯も間々見られ、レドナップはそれを素直に試合後のインタビューで語っている。
アシスタント・コーチのケビン・ボンドも語ったとおり、この低調な試合の原因が何なのか刹那には分からないといった表情で語るレドナップは、「私はとても失望している。今夜の試合の後半、前半に得たようなチャンスを生み出すことは全く無くなってしまった。相手はたった2つのシュートで2ゴールを決めたと私は思う。我々はボールを何度も繋ぎ、保持していたが、それをゴールに結びつけることは無かった。とてもガッカリだ。最近、我々はとても良いプレーを続けていたが、今回は雰囲気すら感じられず、練習試合のような気の抜けた試合だ。スタジアムには全く雰囲気が消えていたし、試合にも雰囲気が無かった。実に気の抜けたテンポで試合は進み、前半は1つのタックルすら無かったのではないかと思うほどだ。オールド・トラフォードでこれほどまでに雰囲気が消えた試合を体験したことは無い。次ぎのプレーに何も予感させない試合だったし、事実、何も起こらなかった。これはカップ戦のクウォーター・ファイナルであったが、前半はたった1つのタックルすらなかった。親善試合のようであり、異様な感じだ。長らく、こんな雰囲気は味わったことが無いね」と敗戦の失意、両軍の低調なパフォーマンスにより作られたと思われるスタジアムの雰囲気について触れている。
前半の45分間はトッテナムが攻勢に出る時間帯もあったと語るレドナップは、「我々が試合を支配していたが、2‐0とリードを許してしまった。何度か良いチャンスもあったが、相手に2度のシュートで2ゴールを決められてしまった。決めるべきを決めたのが相手で、それができなかったのが我々だ。後半は厳しい戦いになったが、全体を通じてこの試合は異様な雰囲気を蓄えていた。熱心な歓声に包まれたリーグ戦とは全く異質なものであり、変な夜だったよ」と試合を総括している。
トッテナムからポーツマスにローン移籍中のMFジェイミー・オハラが、交際中の2004年ミス・イングランド ダニエル・ロイドと結婚することが、昨日ロイド自身のTwitterにより明かされた。
およそ1ヶ月前の代表ウィーク期間中にパリへの短期旅行に出かけた際にオハラから結婚のプロポーズを受けた現在25歳のロイドは、「私はミセス・オハラになります!」とこのプロポースを快諾することを発表。
かつてはテディ・シェリンガムとの年の差交際に始まり、チャールトン時代のマーカス・ベント、ジャーメイン・デフォー、ポップ歌手のDJアイロニックら交際が明らかになったケース以外にも、ダレン・ベントやオバフェミ・マルティンスら複数フットボーラーとの噂も流れたロイドの心を射止めた23歳オハラ。オハラのさらなる活躍と共に、今後の2人の幸せを願いたい。
| マンUtd | スタッツ | スパーズ | ||
| 2 | ゴール | 0 | ||
| 2 | 前半ゴール | 0 | ||
| 2 | 枠内シュート | 2 | ||
| 5 | 枠外シュート | 6 | ||
| 1 | 被守備ブロック | 3 | ||
| 5 | コーナーキック | 7 | ||
| 14 | ファール | 8 | ||
| 0 | オフサイド | 1 | ||
| 2 | イエローカード | 1 | ||
| 0 | レッドカード | 0 | ||
| 82.6 | パス成功率 | 79.9 | ||
| 23 | タックル | 25 | ||
| 60.9 | タックル成功率 | 72 | ||
| 52.3 | ボール支配率 | 47.7 | ||
| 47.3 | 敵陣進軍率 | 52.7 |
控え:ウォーカー、チョルルカ、ノートンハドルストン、ローズ、クラウチ、パブリュチェンコ
マンチェスター・ユナイテッド:クスチャク、ネビル、ブラウン、ビディッチ、デラエト、朴智星、アンデルソン、オベルセン、ギブソン、ベルバトフ、ウェルベック
控え:アモス、キャリック、ギグス、フレッチャー、トシッチ、マケダ、オーウェン
長らく続いた4強体制の終焉が期待される今シーズン。12月に突入しシーズンのおよそ3分の1の日程を消化した時点で3位にトッテナムが入っているが、この状況についてプレミアリーグ3連覇中のマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、「4位の座を巡るチームの争いについてだが、スパーズには大きなチャンスがあると私は思う。現時点で彼らに欠けているものとすれば、リーグ・タイトルを狙うチームほどは安定感が無いということだ。だが、絶好調のときにはウィガンに9-1で勝利してしまうような驚異的な実力を持っている。ハリーの豊富な経験も重要だ。彼はトム・ハドルストンとウィルソン・パラシオスを中盤の真ん中に据えている。だが、彼が最も神経を使っているのはレドリー・キング、ジョナサン・ウッドゲイト、マイケル・ドーソンが負傷を抱えているセンターバックだろうね」との見方を明かしている。
トッテナムのアシスタント・コーチであり、ハリー・レドナップ監督とは10年来の仕事仲間になるケビン・ボンドは、ティム・シャーウッドやレズ・ファーディナンドら、指導者としてのキャリアが無い40代前半の若いコーチらの役割について語っている。
監督のレドナップが62歳、一軍コーチのジョー・ジョーダンが57歳で、コーチ陣ではそれに次ぐ高齢のケビン・ボンド52歳(クライブ・アレンは48歳)が、42歳のファーディナンド、40歳のシャーウッドについて、「ティムやレズのような若手コーチは、ジョーや私よりも選手とのコミュニケーションが図りやすい。私は20年前に現役を退いているが、彼らは3‐4年前まで選手としてプレーしていたから、(練習で)共にプレーをすることもできるし、そのプレーの実力もまだまだ現役選手に引けを取らない。彼らがチームにとってとても良い効果を出してくれていると思うよ。しかし、この世界では仕事の安定性が極めて低い。それこそが多くの監督が多くのコーチを抱えることができない理由だろう」と語っている。
コーチ陣の中で唯一就任以前にコーチ実績が無く、ハリー・レドナップ監督の息子ジェイミー・レドナップの友達枠と揶揄されることもあったティム・シャーウッドが練習グラウンド、そして試合中の自身の役割について語っている。
イングランド代表のミッドフィルダー2人MFジャーメイン・ジェナスとMFトム・ハドルストンへの指導を語る元トッテナムのミッドフィルダーであるシャーウッドは、「最近、JJにはボールを持ったら積極的に前に仕掛けるように指示をしている。彼には足がある。それが持ち味だ。動かずにただパスを繋いでいるだけのプレーだったら、今の私ですら対応できる。DVDを彼にみせ、彼が前線へとドリブルで突進することがどれほど効果的かを示した。トムの場合はまた特徴が異なる。プレシーズンでは、コンディションを整えれば動けることを証明し、周りを驚かせたよ。4‐4‐2では彼は機能しないとの見方もあるようだがそれは間違っている。実際には、そのシステムこそより多くのスペースが得られ、彼のパス・レンジがさらに開けるんだ」と興味深い話を明かしてくれた。
さらに、試合の際にベンチに座っている姿が見られないシャーウッドだが、試合中の彼に課された役割をシャーウッドが明かしてくれた。
試合中は、スタジアムのメインスタンド2階にあるラウンジ席で、高い位置から試合を見渡し、ハーフタイムにレドナップらコーチ陣にその戦況分析を伝えるシャーウッドは、「ハリーは私が率直に遠慮せず発言できることを良く知っている。私の意見に基づいてハリーが決定を下すこともしばしばあるし、まったく却下されることもあるけどね」と、自身とレドナップとの関係がこの役割を引き立たせていると話している。
およそ1年前にハリー・レドナップ監督体制が始まり、選手の放出・補強よりもまず着手されたのがコーチ陣の再編成。ファンデ・ラモス監督体制下のコーチ陣はリザーブ・コーチ(現育成コーチ)のクライブ・アレンを残して一掃され、アスシタント・コーチとしてケビン・ボンド、一軍コーチとしてジョー・ジョーダン、ティム・シャーウッド、さらにストライカー・コーチにレズ・ファーディナンド、ゴールキーパー・コーチにトニー・パークスらが就任し、試合時には控え選手の数に劣らぬコーチたちがベンチに入るという他に例のない光景がトッテナムには見られている。
選手交代時にはジョーダンが選手に指示を出す光景も見られ、以前のコメントからアレンが同時に行われている次節対戦相手の試合を視察にいくことがあるためにベンチを外れることがあるらしく、レドナップ自身は練習メニューを考えることは無いなど、断片的な情報は得られていたが、実際にその役割分担がどのように行われているのかはベールに包まれていた。しかし、今シーズンのリザーブ・リーグ参戦を見送ったことで、その役割が最も謎であったスパーズ・レジェンドで元ストライカーのクライブ・アレンがそれぞれのコーチの役割を明かしてくれた。
86‐87シーズンにトッテナムでリーグ得点王を記録した元ストライカーのアレンは、「ジョーは相手チームの分析に秀でている。対戦相手の試合やスタッツから次の試合への準備をする役割だ。ケビンは元センターバックだから、どうやって守るかを考える。私はジョーと共にシュート練習を担当するが、レズが来たときには個々の選手への指導を彼が行う。例えばジャーメインが特別な技術指導を希望すれば、レズがジャーメインと個別練習を行うといったかたちだ」と説明している。
アストンビラ戦では、試合直前のDFジョナサン・ウッドゲイトの足の付け根の負傷再発により出場のチャンスを得、キャプテンとしてプレーし勝ち点1を手繰り寄せる1ゴールの活躍を見せたDFマイケル・ドーソンは、この試合でチームの着実なる成長の感触を掴んだようだ。
DFセバスチャン・バソングとセンターバックでコンビを組んだドーソンは、「多くの時間帯で相手に必死の守備を強い、さらに何度も体を投げ打ってのシュート・ブロックを強いたのは、我々の高いパフォーマンスの功績によるところだ。あの試合で、彼らには運が無かっただけだと思うかい?我々にとって、結果が最優先。勝ち点3を取れなかったことに失意を感じすらするのは、我々のレベルがそこまで上達していることの何よりの証拠だよ。トップ4に食い入ろうと我々は努力をしているんだ。我々の目標は明確で、上位4つ以内でリーグを終えること。ビラやマンチェスター・シティも同じ目標を掲げている。そのために一生懸命、練習に励んでいるんだ」と語っている。
イタリアのローマが獲得に強い意欲を見せているFWロマン・パブリュチェンコについて、パブの代理人を務めるオリバー・ウェンドが火曜日にローマの担当者と接触を持つことを明かしている。
すでにパブリュチェンコ自らの口でも1月の移籍マーケットで新天地を求める意向を明かしており、パブの代理人は複数クラブとの接触がすでに水面下で行われてることが予想されるが、その移籍先候補のなかでも本命の1つに数えられるであろうローマとの交渉を大々的にメディアに発信し、パブリュチェンコ争奪戦の過熱を煽っているともとれる。
トッテナムが要求する移籍金額ももちろん把握しているウェンドは、「我々はローマと今日か明日(月曜か火曜)にロマンについての交渉を話し合いを持つ。ロマンはロンドンを離れたいと考えており、ローマへの移籍を前向きに考えている。トッテナムが移籍を認めてくれれば、ロマンはローマの選手になるだろう。今回のローマとの交渉に全てが委ねられることになる。ローマの役員らとも先週すでに連絡を取っており、彼らは関心を明かしてくれている」とコメント。
なお、パブリュチェンコの獲得にはリバプールやスパルタク・モスクワらも名乗りを挙げていると伝えられており、一方で1月の移籍マーケット開幕まで1ヶ月があるもののパブリュチェンコ本人はすでにトッテナムの練習にも参加していないとの情報も漏れ聞こえている。
火曜日にカーリング・カップ第5ラウンド敵地オールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦に挑むトッテナムのハリー・レドナップ監督は、カップ戦の優勝よりもプレミアリーグで上位4つに食い込みチャンピオンズリーグ出場権を得ることを優先すると明言している。
昨シーズンのファイナルと同カードになるスパーズ対ユナイテッドに大きな注目を集めているが、その一戦を目前に控えてレドナップは、「ウェンブリーで素晴らしい日を過ごしたが、トッテナムではチャンピオンズリーグ出場を目指す方がより高い理想だ。運が味方すればカップ戦を制覇することもできるだろう。しかし、チャンピオンズリーグ出場権を確保するのは、シーズンを通じての戦いが問われる。我々にとってより素晴らしい戦果だ。ウェンブリーでの対戦は、一発勝負でありファンにはとても重要な一日となる。トロフィーを勝ち取ればファンの誰もが心酔するだろうが、トッテナムは2年前に栄冠の輝き、その後に堕落してしまった。あれはあまり良い流れではなかった」と、ファンデ・ラモス監督体制で2008年にタイトル奪取をしたものの翌シーズンの開幕スタートに大失敗したことを指摘している。
続けて、プレミアリーグの上位争いに挑む意気込みを語るレドナップは、「4つのクラブが寡占状態にある。その牙城を崩せると断言はできないが、我々には確かにそのチャンスがあるだろう。決して不可能ではない。もしもここで、我々には決して手が届かないものだ、と口にしてしまえばそのチャンスすら消滅してしまう。監督の私がそれを信じられないようなら、選手たちも実現できると考えられないだろう。だが、これは実現可能だ。チーム戦力は十分に充実してる」とコメント。
最後に、アストンビラ戦で見せた好パフォーマンスに感触を得たレドナップは、「昨年のこの時期は、トップ4のことなど視界にも入らなかった。リーグの最下位でもがいていたからね。だが、土曜日の後半戦でビラのような相手から完全に主導権を奪った試合を振り返ってもらいたい。マン・ユナイテッドやリバプールのようなチームがする戦い方だった。トップ4のクラブがいるレベルに我々は辿り着きつつあるのだ。あのような難しいアウェイ戦でも、勝利の予感を十分すぎるほど感じることができていたのだからね」と語っている。
なお、リバプールとのマージーサイド・ダービーに2‐0で敗れ、16位に順位を落としたエバートンは水曜にヨーロッパ・リーグのAEKアテネ戦をギリシャで戦い、なか3日で日曜日のトッテナム戦を迎えることになる。
