ラファエル・ファンデルファールトは、日曜のマンチェスター・シティ戦に勝利しこれまで長らくスパーズが踏み入れていないリーグ・タイトル争いの真っ只中に飛び込むと自信をうかがわせている。
「全てがこの一戦に懸かっている。敵地で勝利を飾ることができれば、どんな可能性だってありえる。タイトル奪取だってありえるさ。もし負けたら、8ポイント差。ちょっと開きすぎだな。一試合一試合に気持ちを引き締めて戦わなければいけないし、自分たちの試合で結果を積み上げていくことが大事。順位はそれからだよ。勝利が必須。引分け狙いの戦いなんてしないよ」
今から50年以上前の1961年以来、トップディビジョンでのリーグタイトルから見放されているトッテナム・ホットスパー。今シーズンの始動もマンチェスター・ユナイテッドに3-0、そしてホワイトハート・レーンでシティに5-1の惨敗を喫する惨憺たる船出であった。
しかし、9月以降の19試合で14度の白星を重ねる快進撃に入ったスパーズは、前節ウォルバーハンプトン戦で勝てば暫定ながら首位に勝ち点で並ぶところまで盛り返していた。しかし、そのウォルブス戦の結果は1-1の引分け。ラフィーはその試合について次のように振り返っている。
「我々のベスト・パフォーマンスでは無かったと言う声もあるけど、相手がワンチャンスをモノにしただけだと思うよ。我々は前へ前へと仕掛けていた。どんどん良くなっているトッテナムとホワイトハート・レーンで戦う相手は、一方でますます守備的になっているとも言われているよね」
2010年8月の移籍マーケット最終日に、滑り込みでレアル・マドリーからスパーズへの加入を決めたラフィー。改めて移籍前のスパーズの印象と、今日の地位にたどり着くまでを予想していたかについて聞いてみた。
「トップ5に入っているといつも思っていた。マドリッドにいた頃にトッテナムの選手を見た時はね。ニコ・クラニチャルやドスサントス、それに良いディフェンダーもが出場機会を待っている状況だったからね。(昨シーズンは)クラブ初のチャンピオンズリーグを戦った。貴重な体験をしたよ。今は、随分と強くなっているしね」
今シーズンはプレミアリーグ19試合に出場し7ゴール。昨シーズンから通算すると57試合で23ゴールと、ラフィーはトップ下のポジションで結果を残している。得意とする、相手ディフェンスラインとミッドフィルダーの間のスペースを突いたプレーについて説くラフィー。
「スペースがあるからだよ。ビルドアップから作るチームだし、私に合ってるよね」
「スペースがない試合もあれば、スペースが空いている試合もある。プレミアリーグは厳しいからね。試合のスピードが早すぎるよ。チームのプレースタイルも、スペインだとフットボールをより技巧的にプレーするんだ。ストークやブラックバーンのようにハードさと屈強さを活かしてロングボールを多用するチームに慣れないとだよね」
レアル・マドリー在籍時の最終盤には、ジョゼ・モウリーニョ監督のもとでプレシーズンに励んでいたラフィー。理論派合理主義で知られるモウリーニョから、本能的指導のハリー・レドナップ監督と対照的にある2人の指揮官のギャップに戸惑いは無かったのだろうか。
「そういう言い方もできるだろうね。モウリーニョと一緒だったのはたったの一ヶ月。私が知り得たのは、彼がテクニカルで偉大な監督だということさ。彼が最初に口にしたのは、『みんなよく聞いてくれ。君たちは全ての試合に勝利することになる』。マドリッドでは素晴らしい時を過ごしたよ。でも、ここに来られてホッとしたさ。このクラブでの入団会見は、本当に狭い部屋で行われたけど、ぬくもりを感じられた。このクラブにいると気分が良いんだよ」
2010年のワールドカップ決勝にオランダ代表として出場し、レアル・マドリー時代にはクラシコでも何度かプレーしたラフィーに、シティとのビッグマッチに向け意気込んでいるかを聞いてみた。
「イエス、オフコース。ビッグゲームは大好きだし、大一番が選手をビッグにするもんさ。現時点では、この試合が一番ビッグだよ。観ている皆が最高に楽しめる試合になるだろうね。勝ち点差は5ポイント。ここで我々が勝利して、リーグ戦を接戦に持ち込まないとだよね」
昨年8月、5-1で敗れたシティ戦をラフィーは振り返る。
「相手が良いプレーをした。でも今は、あの当時よりも我々がかなり強くなっていると思うよ」
そのシティ戦の後に加入し、スパーズ躍進の主役となっているスコット・パーカーとエマニュエル・アデバヨール。
「スコットはピッチ上を所狭しと駆け回り、相手にチャレンジを仕掛けている。本当に良いプレーができる選手だ。今の彼のポジションに良いフットボールができる選手がいることこそ、我々のプレースタイルの肝なんだよ」
「アデバヨールは凄まじいね。屈強で経験が抱負。これまでにビッグクラブでプレーをしてきた実績がある。ゴールを決められるし、アシストもできる。そして誰かが調子を落としても、ジャーメイン・デフォーが控えている」
アデバヨールはローン元であるシティとの対戦ということで、日曜の試合は出場不可能。ラフィーは、ジャーメイン・デフォーとスパーズの攻撃を牽引することになる。
「彼との連携はバッチリさ。攻撃の組み立てだってできるし、ライン際を狙うこともできる。だから、ゴールを決めれるし、勝機は十分あるよ」
最後に、先日、UEFA.comの年間ベストイレブンに選出されたギャレス・ベイルについて。
「彼は本当に素晴らしいね。とにかく強い。彼のボディは驚異的さ。マシーンのようだよ。おそらく、次のステップはよりビッグなクラブになるだろう。でも、あと数年ここに留まったほうが彼には良いだろうね。まだ若いし、あまり早くに別のクラブや別の国に出るのは苦労が多いのさ。だから、長くイングランドに留まってもらいたいけど、彼の実力はファンタスティックだよ」
「全てがこの一戦に懸かっている。敵地で勝利を飾ることができれば、どんな可能性だってありえる。タイトル奪取だってありえるさ。もし負けたら、8ポイント差。ちょっと開きすぎだな。一試合一試合に気持ちを引き締めて戦わなければいけないし、自分たちの試合で結果を積み上げていくことが大事。順位はそれからだよ。勝利が必須。引分け狙いの戦いなんてしないよ」
今から50年以上前の1961年以来、トップディビジョンでのリーグタイトルから見放されているトッテナム・ホットスパー。今シーズンの始動もマンチェスター・ユナイテッドに3-0、そしてホワイトハート・レーンでシティに5-1の惨敗を喫する惨憺たる船出であった。
しかし、9月以降の19試合で14度の白星を重ねる快進撃に入ったスパーズは、前節ウォルバーハンプトン戦で勝てば暫定ながら首位に勝ち点で並ぶところまで盛り返していた。しかし、そのウォルブス戦の結果は1-1の引分け。ラフィーはその試合について次のように振り返っている。
「我々のベスト・パフォーマンスでは無かったと言う声もあるけど、相手がワンチャンスをモノにしただけだと思うよ。我々は前へ前へと仕掛けていた。どんどん良くなっているトッテナムとホワイトハート・レーンで戦う相手は、一方でますます守備的になっているとも言われているよね」
2010年8月の移籍マーケット最終日に、滑り込みでレアル・マドリーからスパーズへの加入を決めたラフィー。改めて移籍前のスパーズの印象と、今日の地位にたどり着くまでを予想していたかについて聞いてみた。
「トップ5に入っているといつも思っていた。マドリッドにいた頃にトッテナムの選手を見た時はね。ニコ・クラニチャルやドスサントス、それに良いディフェンダーもが出場機会を待っている状況だったからね。(昨シーズンは)クラブ初のチャンピオンズリーグを戦った。貴重な体験をしたよ。今は、随分と強くなっているしね」
今シーズンはプレミアリーグ19試合に出場し7ゴール。昨シーズンから通算すると57試合で23ゴールと、ラフィーはトップ下のポジションで結果を残している。得意とする、相手ディフェンスラインとミッドフィルダーの間のスペースを突いたプレーについて説くラフィー。
「スペースがあるからだよ。ビルドアップから作るチームだし、私に合ってるよね」
「スペースがない試合もあれば、スペースが空いている試合もある。プレミアリーグは厳しいからね。試合のスピードが早すぎるよ。チームのプレースタイルも、スペインだとフットボールをより技巧的にプレーするんだ。ストークやブラックバーンのようにハードさと屈強さを活かしてロングボールを多用するチームに慣れないとだよね」
レアル・マドリー在籍時の最終盤には、ジョゼ・モウリーニョ監督のもとでプレシーズンに励んでいたラフィー。理論派合理主義で知られるモウリーニョから、本能的指導のハリー・レドナップ監督と対照的にある2人の指揮官のギャップに戸惑いは無かったのだろうか。
「そういう言い方もできるだろうね。モウリーニョと一緒だったのはたったの一ヶ月。私が知り得たのは、彼がテクニカルで偉大な監督だということさ。彼が最初に口にしたのは、『みんなよく聞いてくれ。君たちは全ての試合に勝利することになる』。マドリッドでは素晴らしい時を過ごしたよ。でも、ここに来られてホッとしたさ。このクラブでの入団会見は、本当に狭い部屋で行われたけど、ぬくもりを感じられた。このクラブにいると気分が良いんだよ」
2010年のワールドカップ決勝にオランダ代表として出場し、レアル・マドリー時代にはクラシコでも何度かプレーしたラフィーに、シティとのビッグマッチに向け意気込んでいるかを聞いてみた。
「イエス、オフコース。ビッグゲームは大好きだし、大一番が選手をビッグにするもんさ。現時点では、この試合が一番ビッグだよ。観ている皆が最高に楽しめる試合になるだろうね。勝ち点差は5ポイント。ここで我々が勝利して、リーグ戦を接戦に持ち込まないとだよね」
昨年8月、5-1で敗れたシティ戦をラフィーは振り返る。
「相手が良いプレーをした。でも今は、あの当時よりも我々がかなり強くなっていると思うよ」
そのシティ戦の後に加入し、スパーズ躍進の主役となっているスコット・パーカーとエマニュエル・アデバヨール。
「スコットはピッチ上を所狭しと駆け回り、相手にチャレンジを仕掛けている。本当に良いプレーができる選手だ。今の彼のポジションに良いフットボールができる選手がいることこそ、我々のプレースタイルの肝なんだよ」
「アデバヨールは凄まじいね。屈強で経験が抱負。これまでにビッグクラブでプレーをしてきた実績がある。ゴールを決められるし、アシストもできる。そして誰かが調子を落としても、ジャーメイン・デフォーが控えている」
アデバヨールはローン元であるシティとの対戦ということで、日曜の試合は出場不可能。ラフィーは、ジャーメイン・デフォーとスパーズの攻撃を牽引することになる。
「彼との連携はバッチリさ。攻撃の組み立てだってできるし、ライン際を狙うこともできる。だから、ゴールを決めれるし、勝機は十分あるよ」
最後に、先日、UEFA.comの年間ベストイレブンに選出されたギャレス・ベイルについて。
「彼は本当に素晴らしいね。とにかく強い。彼のボディは驚異的さ。マシーンのようだよ。おそらく、次のステップはよりビッグなクラブになるだろう。でも、あと数年ここに留まったほうが彼には良いだろうね。まだ若いし、あまり早くに別のクラブや別の国に出るのは苦労が多いのさ。だから、長くイングランドに留まってもらいたいけど、彼の実力はファンタスティックだよ」