カブール ビラ戦の興奮の記憶
Check 公式ニュース2010年2月 6日
土曜日にホワイトハート・レーンで対戦するアストンビラとの試合を前に、先日ポーツマスからトッテナムに戻ってきたDFユネス・カブールは2007年10月1日に行われたクラブ創設125周年記念試合として記憶に新しいあの壮絶な同点ゴールを思い出し興奮を蘇らせている。

なぜか日本では中継枠から外れたが、レーンに集ったレジェンドたちが試合前にセレモニーを開いた2年前のビラ戦は、当時のマーティン・ヨル監督に対して解任説が飛び交う大低迷の中で迎えたトッテナムにとって特別な一戦。しかし、その当時の低迷を象徴するかのように、試合時間残り20分となった段階で4‐1と3点差をアストンビラにつけられ、苦しい展開に追い詰められたトッテナム。

DFパスカル・シンボンダの1発で2点差に追い上げると、FWロビー・キーンがPKを決めて1点差に。スタジアム中が大きな期待を集める中で迎えた後半ロスタイムに、オーバーラップしたカブールの豪快なボレーシュートがビラのゴールに突き刺さり、その瞬間、ピッチ上、ベンチ、スタジアムが大歓喜に包まれている。

あの感動を思い出すカブールは、「あれはアンビリーバブルな試合だった。70分を過ぎた時点で4‐1だったと覚えているんだが、そこから4‐4に追いついたんだ。まったくクレージーだったね。チームは最悪の時期にあったけど、あのような大事な試合で残り20分間に3ゴールをとることができたんだから格別だよね。時々、気持ちが滅入っている時に、あの試合のビデオを見るといっきに奮い立つ。自分のキャリアのなかで、あのような瞬間は毎週起こることではないし、シーズン中にも滅多に無い。あの興奮を脳裏に焼付けておけば、一生ハッピーさ」と語っている。

なお、同試合は125周年モデルのユニフォームを来て行われ、上の写真はカブールがゴールを決めた後に当時強烈なプレッシャーの中でチームの指揮を執っていたヨルのもとにユニフォームを脱いで駆け付けた時のものになる。