レドナップ 満員の観客のために
Check 公式ニュース2010年1月 3日
下部リーグとのカップ戦での対戦では珍しくチケット販売から間もなく完売し、試合当日も多くの来場者を集めたFAカップのピーターバラ・ユナイテッド戦で4‐0の大勝を収めたトッテナム。

1週間後にアンフィールドでのリバプール戦を控え、ホームでの格下チーム相手のカップ戦ということで、戦力を落として戦うことが予想されたものの、ハリー・レドナップ監督がピッチに送った11人はほぼベスト・メンバー。スタジアムに足を運んでくれたファンの期待を裏切らないために、全力でピーターバラ戦の勝利を目指したトッテナムは、この試合で5試合連続の無失点を記録し、攻撃ではMFニコ・クラニチャルが2発、FWジャーメイン・デフォー、FWロビー・キーンがゴールを決めている。

トッテナムの優勢で始まった前半は、ポッシュGKジョー・ルイスの7度の好セーブに水際で止められ大量得点は叶わず。特にこの日2アシストのDFギャレス・ベイル、MFトム・ハドルストンが放ったシュートに対して見せたファイン・セーブは、圧巻のものだった。

先日のウェストハム戦で先発復帰を果たしたMFルカ・モドリッチが右、クラニチャルが左のミッドフィルダーに入り、共演が実現したこの試合を振り返るレドナップは、「フットボールでは試合に勝利することこそが歳重要なんだ。勝ちグセが付き、良いプレーを続けているチームを無駄にイジクる必要はないだろう。1‐2人の主力は温存したが、それはやり過ぎとは言わない範囲だ。ヨーロッパ戦を戦っているわけでもないし、カーリング・カップのセミファイナルを控えているわけでもない。我々には、プレミアリーグとFAカップの2つの大会しか残っていないのだから、全力でぶつかる。今日のスタジアムは満員御礼であったし、高いお金を払って皆さんが我々の試合を観に来てくれているんだ。それに良いパフォーマンスで応えるのは大事なことだ。我々の陣容は豊かなタレントが揃っており、選手たちはベストを出すべきなんだ」と語っている。

そして、相手ゴールキーパーのU-21イングランド代表ルイスについて、「前半の相手ゴールキーパーは凄まじかったな。ワールドクラスのセーブを繰り返していたが、正直言ってハーフタイムの時点で4~5点決まっていてもおかしくはなかった。ピーターバラの奮闘は賞賛に値し、素晴らしい姿勢で試合を戦っていた。このような試合は簡単ではないが、何度か我々は上手にボールを回すことができた」と評価している。

この試合で欠場した、MFデイビット・ベントリーとMFジャーメイン・ジェナスについてレドナップは、「デイビット・ベントリーは臀部に負傷があり、金曜には練習に参加していたが万全とは言えない状況だった。JJはハムストリングを傷めたが、すぐに復帰してくれると思う。傷みがあって金曜日に練習ができなかったものの彼は出場したがっていたが、出場させないことにした」と説明。

最後に残り15分のところでピッチを後にしたFWジャーメイン・デフォーについては、ハムストリングに傷みを覚えたものの大事をとっての交代であったとレドナップは明かしている。