ボンド 曲者ウィガン
Check 公式ニュース2009年11月21日
日曜にホワイトハート・レーンで対戦する相手ウィガンを曲者と見るのはトッテナムのアシスタント・コーチであるケビン・ボンド。

今シーズンからロベルト・マルティネス新監督を招聘し、新たなチームとして再構築中のウィガンはここまでチェルシーに今季初黒星を付け、さらに開幕戦では敵地でアストンビラに2‐0で勝利するなど、ツボにはまった時の実力はすでに折り紙付き。しかし、一方で下馬評低いウォルバーハンプトンにホームで1‐0で敗北し、さらにはリーグ最下位のポーツマスにもホームで4‐0の大敗を喫するなど、その試合結果は最も予想がつかないチームである。

それ故にボンドは、「ウィガンは新監督のもと、新たな選手も加入して、これまでとは違う新たなスタイルでプレーしながら、日進月歩の進化を続けている最中だろう。それが上手く機能した際には、素晴らしいパフォーマンスで強力なフットボールを展開し、どんな敵をも寄せ付けない。しかし、また別の試合では本来は容易く負けるような相手ではないチームにも足を掬われてしまう。よって、現状は安定感を付けることこそが彼らの課題となっている。だが、彼らが本領を発揮した際にはこの国で最強のチームさえも屈服させる実力を持っており、我々との試合も安泰とは言えず、タフな試合を覚悟しておく必要がある。まずは我々の戦いをすることに専念し、集中力を保った戦いを心掛ける必要がある」と、ラティックスとの対戦では集中力こそが重要であると語っている。

良いパフォーマンスを見せながらも勝ち点3を取りこぼしたストーク・シティ戦以降、トッテナムのチーム・パフォーマンスは低調なまま沈んでいる。それでも、前節サンダーランド戦では、機運を味方につけて2‐0の勝利を飾り、代表ウィークをポジティブな空気で迎えることができたとボンドは話している。

パフォーマンスの改善が目標であると語るボンドは、「最近の我々はベスト・パフォーマンスを見せることができていない。それでも、過去には敗れていたであろう相手からも結果を出せており、おかげでチームは前向きである。もちろん、ファンを魅了できるような素早くパスを繋ぎ、チャンスを作り出し、相手の脅威となるような戦いを取り戻せるように頑張っている。ここまでそれができていなかったが、これからベストを尽くして、我々のできる限りの努力をしていきたい」と、ファンを魅了するフットボールの奪還を目指している。