トッテナム 新スタジアムの最終計画書を提出
Check 公式ニュース2009年10月27日
トッテナムは、今週月曜に新スタジアムの建設計画書を管轄行政機関に提出したことを発表。目玉は、これまでに発表していた計画デザインには無く、新たにスタジアム・デザインに組み込まれた「一階層のゴール裏サポーター席」。

トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブは、「ノーザンバーアンド・デベロップメント・プロジェクト」と銘打たれた新スタジアム、及び周辺施設の建設プロジェクトの計画書をロンドンのハリンゲー区に提出。これまで進められていた計画に上記のスタジアムのデザインを一部修正したものを最終計画書としてプロジェクト計画を完成させています。


今回のプロジェクトの要旨は次の通り。

・63列の席が一階層に組み込まれたゴール裏席は、ヨーロッパで最も優れたスタジアムの雰囲気をサポーターに生み出してもらいたいとのクラブからの願いでデザインしました

・このワールドクラスの新スタジアムの他、公共施設、ホテル、スーパーマーケット、住宅地、そしてトッテナム・ホットスパー財団の活等用スペースを併設した建設プロジェクトの計画申請書をハリンゲー区行政機関に提出しました

・プロジェクトは現在のホワイトハート・レーンの敷地と隣接する用地で行うため、新スタジアムの建設工事中に他のスタジアムを用いる必要がありません

・トッテナム地域北部への巨額投資により、同地域への大きな発展を促します

・スタジアム近隣地域の再建計画において、先導的な役割を今回のプロジェクトが担います

 

NDP




ダニエル・レビィ会長

最終計画書の完成という今回のプロジェクト進行の大きな段階をクリアしたことについてダニエル・レビィ会長は、「計画書の提出はクラブにとって極めて大きなステップだ。住宅、商業施設、ホテル、スーパーマーケットなどこの地域に数億ポンドを投じるプロジェクトであり、行政サービスの利便性や新たな求人を生み出す、他に例を見ない公共施設となるだろう。スタジアムの周辺が(試合が無い日に)閑散となるようなことが無いよう、年間365日、常にこの施設内が活気に満ち溢れたものになるために我々はデザインに試行を重ねてきた。今回のプロジェクトを通じての我々の願いは、地元住民に大きな恩恵を生み出すことと、ヨーロッパで最もファンに優しいスタジアムを作ることの両立だ。我々のサポーターが最高の雰囲気を生み出すため、ファンタスティックなスタジアムのデザインに、一階層のスタンドを共存させた。どの席からもファンはピッチ上の素晴らしいプレーを目にすることが出来、同規模の他のスタジアムと比べても圧倒的にピッチとの近さを体感できるはずだ。今回のプロジェクトでは環境面での配慮も行っており、現在の一般的な建設手法より40%も二酸化炭素の排出を軽減させることが出来る。これはイギリス国内で、最高の環境対策を行った建設事例となるだろう。トッテナム・ホットスパーは、ハリンゲー区に本拠を構えていることを誇りに感じており、ノーザンバーランド・デベロップメント・プロジェクトは区内全域に大きな効果をもたらすはずだ。専門家の皆様からも、今回のプロジェクトについて極めて高い評価を得ており、私自身もプロジェクトをここまで進展させることができたことに大きな喜びを感じている」と語っている。

 

建築家デイビット・キール

スタジアムのデザインを担当した建築家のデイビット・キールは、「スタイジアムの雰囲気を最大限に魅力的なものにするために洗練したデザインを生み出すための取り組みを続けてきた。その過程で、一階層の(ゴール裏)スタンドを実現するために、コーポレート・シートを減らすことも行っている。音響の面でも極めて優れており、ボール型のデザインはピッチに向けて音を増幅することになる。スタジアム建築家としてスパーズのアイデンティティを体現するために、優雅な曲線で天井部分をデザインし、建造物としても見る者を魅了するスタジアムを実現した。フットボールを観戦する場所としてもこれまでに無いスタジアムになるだろうし、ハイ・ロード(スタジアムの隣接する大通り)からの景色はファンタスティックに彩られるだろうね」と、スタジアムの機能性とそのデザインの優雅さをアピールしている。

 

クラブ・キャプテンのレドリー・キング

選手としてこの新スタジアムのピッチに立つことに今から心が踊っているであろうDFレドリー・キングは、「スパーズは私の人生だ。今のスタジアムの試合の際の雰囲気も無類の素晴らしさがあり、衝撃的な雰囲気には選手として毎回震撼しているよ。そのためにはファンの存在が欠かせないから、新たなスタジアムがその雰囲気を維持できるようにデザインされたということには私も嬉しく思っている。それ(ファンの熱気)こそがトッテナム・ホットスパーを作っているのであり、クラブそのものなのだからね」と、最後の目玉としてデザイン修正された一階層スタンドやスタジアム全体の声援の反響を考慮したデザインについて喜びを語っている。

 

イングランド2018のアンディ・アンソンCEO

「トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブの新スタジアムのデザインはとても印象的なものですね。(ワールドカップ)イングランド2018の開催候補地として、彼らは11月に手をあげることでしょうし、我々のワールドカップ招致が成功した暁には、2018年または2022年のワールドカップの開催地の有力な候補に含まれるでしょう。彼らのプロジェクトが順調に進み、成功を収めることを我々は願っていますよ」


トッテナム・ホットスパー・サポーターズ・トラストのバーニー・キングスリー会長

「我々、長年クラブを支えてきたサポーターの声を高い優先順位に据えて計画を進行してくれたクラブに感謝している。そして、このスタジアムは我々サポーターが誇りを感じることができるものになる、と自信を持って言えるよ。特に、我々の要望が発端となった一階層のスタンドは、相手チームを震え上がらす驚愕の雰囲気を生み出すだろうぜ。共有スペースも改良されて、近代的な設備が投入されるから、トッテナムのサポーターにとってはエキサイティングな時が待っているはずだ。新たな我が家(ホーム)への引越しが待ち遠しいね」

 

NDP


 

トッテナム選挙区のデイビット・ラミー下院議員

「今後もスパーズが地域コミニティの中核を担ってもらいたいと願う地元住民からは、今回のプロジェクトについて圧倒的な支持を得ている。この計画が経済的な活性化を期待されていることはもちろんそうだが、私はノーザンバーランド・デベロップメント・プロジェクトが劇的な好影響をトッテナムの北部地域に与えてくれることを信じて疑わない。併設される公共スペースでは、多くのイベントや活動が期待されており、ハイ・ロードの活性化は間違いないだろうね」

 

ホーンジー&ウッドグリーン選挙区のリン・フェザーストン下院議員

「彼らクラブから提出された計画書の数々を通じて、ハリンゲーに留まることを選択してくれたことは同区にとってただただ喜ばしいことです。トッテナム・ホットスパー財団の慈善活動用施設が今回のプロジェクトの格子に組み込まれていることは私にとって特に嬉しいことですね。彼らのハリンゲーでの活動のこれまでの功績は、決して侮ることの出来ないものなんですよ」

 

トッテナム地区商業組合のモアズ・ナンジュワニ会長

「トッテナム・ホットスパーはこの地域のコミュニティにとって生活の一部だ。彼らの恩恵により多くの仕事が生まれている。我々、トッテナム地区の商業組合は、このプロジェクトに全面的に賛同し、より多くの仕事、ビジネス・チャンスを新たに生み出してもらうことを期待している。そして、多くの人々が近隣の小売店や商業施設にも利益をもたらしてくれればありがたいね。さらに、私は彼らの取り組みがこの近所の環境を改善し、さらに広い地域に波及させてくれることを願っているんだよ。トッテナム地域にとっても、この計画書の提出が行われたことは朗報なのさ」

 

 

公式サイト上の、http://www.tottenhamhotspur.com/futureplans/gallery.html でスタジアム及び周辺施設のデザインが閲覧できます。