レドナップ 不意打ちパンチに沈む
Check 公式ニュース2009年10月25日
土曜日のストーク・シティ戦で終始試合の主導権を握りながらも、試合終盤のMFグレン・ウィーランのこの日唯一のゴールで1‐0の敗戦となったトッテナム。

中盤でのボール保持の時間帯は圧倒的で、決定的なチャンスも度々訪れたトッテナムだが、ストークGKスティーブ・シモンセンがMFアーロン・レノンやFWピーター・クラウチ、FWロビー・キーンのシュートを好セーブで阻むと、クラウチのヘディング・シュートにはライン際でFWジェイムス・ビーティがクリア。さらに、クラウチの落としからMFニコ・クラニチャルが放ったシュートはポストに弾かれるなど、ゴールの予感は何度か訪れるがストークのネットを揺らすには至らず、時間が経過していく。

FWロマン・パブリュチェンコやMFジャーメイン・ジェナスの投入で、試合終盤にも勝利を目指して仕掛けに出るトッテナムだが、交代枠を使い切った直後にMFアーロン・レノンが負傷離脱。10人での戦いを強いられたところで、そのレノンのサイドに途中交代で入っていたウィーランにカウンターから一撃を食らい万事休す。

虚脱感にも似た試合後の敗戦の失意を抱えてインタビューに臨んだハリー・レドナップ監督は、「我々は多くのチャンスを作っていたし、それに相応する努力をしていたが、ライン際でクリアされたり、ポストを叩くなど、ゴールに嫌われてしまった。そして相手ゴールキーパーも素晴らしい活躍をしていたな。私がすでに全交代枠を使い切った後にアーロン・レノンが打撲しプレー続行不可能となってしまったために、我々は10人で戦うことを強いられた。残り15分となり10人での戦いではあったが、試合は膠着していたので勝ち点1を覚悟していた。そして、相手の唯一と言ってもいい枠内シュートが見事に我々のゴールに吸い込まれてしまった。前に出るにも限界が見えたそのときに、相手の不意打ちパンチを食らってしまったのだ。私はこういったことを過去にも多く目の当たりにしてきたよ。ストークは懸命に戦っていたし、我々を厳しい状況に追い込んでいた。しかし、それでも我々は十分にこの試合で快勝するだけのパフォーマンスを見せていたと私は思っている。こんな日もあるさ」と試合を振り返っている。

今シーズン初出場を飾ったDFジョナサン・ウッドゲイトだが、序盤に頭部を打ったために負傷交代を余儀なくされている。このことについてレドナップは、「とても残念だ。今週、風邪をこじらせてしまったレドリーのコンディションが整わず、ジョナサンかマイケルかを選択することになったが、難しい決断だった。私はウッディを選んだのだが、負傷交代となってしまった。しかし、マイケルが出場していつも通りしっかりと働いてくれたよ」とコメントしている。