パラシオス 28年ぶりの大舞台へ
Check 公式ニュース2009年10月15日
劇的な幕切れにより、ワールドカップ北中米カリブ海地域予選の3位に滑り込み、来夏の南アフリカでの本大会への切符を手にしたホンジュラス代表のMFウィルソン・パラシオス。

カトラチョス(Catrachoは『ホンジュラス人』の愛称)は、昨日のエルサルバドル戦を戦う時点では4位と、勝たなければ同予選の3位以内に与えられるワールドカップ出場権(4位はプレーオフ進出)を逃す状況であった。パラシオスは、勝ち点で2ポイント勝っていたコスタリカと3位の座を争う立場にあり、そのコスタリカの対戦相手であるアメリカに、運命を委ねていた。

しかし、同時キックオフで始まった両対戦カードは、ホンジュラスにとって厳しい立ち上がりを迎える。ワシントンで行われたアメリカ戦で、コスタリカは開始23分に2点を先行。ホンジュラスは、後半に入ってようやくの67分、FWカルロス・パボンのゴールでエルサルバドルからリードを奪っているが、この時点ではホンジュラスが4位のまま。

そのパボンのゴールの4分後に、アメリカ代表のMFマイケル・ブラッドリーが1点を返して2‐1。しかし、米国首都での決戦は、そのままのスコアで後半ロスタイムに突入する。

ここから信じられないような展開が訪れる。後半ロスタイム5分が経過したところで、アメリカ代表DFジョナサン・バーンスタインのゴールにより、試合は同点に。これにより、ホンジュラスが勝ち点でコスタリカに並び、得失点差で3位の座を奪取。

この劇的な展開で、1982年以来となる28年ぶりの本大会出場をホンジュラスは達成。片や、4位となったコスタリカは、南米予選5位のウルグアイとプレーオフを戦うことになっている。