キーン いざ、最終決戦へ!
Check 公式ニュース2009年10月10日
土曜日に世界王者イタリア代表をダブリンに迎え撃つFWロビー・キーンは、自身キャリアでは2002年の日韓共催でのワールドカップ以来となるワールドカップ本大会出場を手繰り寄せるためのこの一戦に向けた意気込みを語っている。

今から8年前。当時も強豪国として君臨していたオランダと同グループで2002年のヨーロッパ予選を戦っていたアイルランドは、そのグループを首位で追加。日本で行われた本大会のグループ戦も突破し、ベスト16に進出する快挙を達成している。

しかし、それ以降は、プレミアリーグで活躍するスター選手を集めたゴールデンエイジと称される豊富なタレントを擁するも、2度のヨーロッパ選手権と1度のワールドカップで予選敗退。2002年に出場した選手も、GKシェイ・ギブン、DFリチャード・ダン、MFダニアン・ダフ、MFケビン・キルバーン、そしてキーンら数えるほどに減っている。

その低迷に終焉を遂げようと招聘されたのが、イタリア人指揮官のジョバンニ・トラパットーニ。今大会の予選では序盤から快調に勝ち点を積み上げ、2試合を残した現時点でプレーオフ出場権を与えられる2位につけている。欧州予選グループ8の首位イタリアとは4ポイント差と追いつくには厳しいギャップとなっているが、アイルランドを追走するブルガリアとは5ポイントの大きな差を保っている。

前回の日本大会について触れ、現在のアイルランド代表チームについて語るキャプテンのキーンは、「2002年以降では、最高のチャンスだ。あの時と似た気持ちだよ。我々の代表チームには南アフリカに出場できるだけの戦力が整っているし、何より選手たち自身が出場を懇願している。過去にワールドカップに出場できた私はとても幸運だ。周りの選手たちは、ワールドカップ本戦出場への熱い気持ちをいつも口にしているよ。これまでも、今の戦力と同じだけのレベルを持っていたにもかかわらず、最近はまったく何も成し遂げることができなかった。だが、その低迷期が今はチームを支えているんだ」とコメント。

そして、イタリア戦について、「相手が強敵だってことはもちろん分かっている。万全を期して、相手を迎え撃たなければならない。優れた選手を備えた相手であり、タフな試合になることは間違いないだろう。だけど、我々チームが相手に恐れを抱くことはない。相手が世界王者だろうと、それは変わらないよ。我々の本来の戦いができれば、どんな相手でも倒せる。この試合はとても楽しみな一戦だね」と熱い意気込みをキーンは明かしている。