トッテナムのハットトリックの歴史
Check 公式ニュース2009年10月 3日
今シーズン開幕からリーグ戦を7試合、カップ戦を2試合消化し、すでに3人の選手がハットトリックを記録しているトッテナム。今回は、ハットトリックを絡めたゴール記録についてトッテナムの歴史を紐解きたい。

バーンリー戦でのFWロビー・キーンの4ゴールは、1992年にプレミアリーグが始まってから1人選手が1試合で決めたゴール数としては最多対の記録。同記録は、元ドイツ代表FWユルゲン・クリンスマンが1998年5月2日にセルハースト・パークでのウィンブルドン戦(6-2で勝利)、ブルガリア代表FWディミタル・ベルバトフが2007年12月29日のホーム レディング戦(6‐4で勝利)と並ぶ3人目の記録となる。

ロビー・キーンにとってトッテナムで3度目のハットトリックとなるが、過去の2回は共に2003年で、1月12日のエバートン戦(4‐3で勝利)、12月6日のウォルバーハンプトン戦(5‐2で勝利)となる。

バーンリー戦では、試合終盤の13分の間に3ゴールを記録したロビー・キーンだが、ユルゲン・クリンスマンはさらに短く5分6秒で3ゴールを叩き込んでいる。その他のハットトリック達成最短記録は、現在育成コーチを務めているクライブ・アレンが現役時代の1987年のリーグ・カップ ウェストハム戦で記録したものと、同じく1990年にリーグ・カップのハートプール・ユナイテッド戦でポール・ガスコインが記録したものが、10分を下回る短時間ハットトリックとなっている。ちなみに両試合は共に5‐0で勝利しており、ガスコインは短時間ハットトリックの他に1ゴールを追加して4ゴールをその試合で決めている。

バーンリー戦の直前の公式戦となったカーリング・カップのプレストン・ノースエンド戦でFWピーター・クラウチがハットトリックを記録していたことにより、公式戦2試合連続のハットトリックとなったトッテナムだが、これはトッテナムのプレミアリーグ在籍17年の歴史の中で始めての記録となる。

しかし、プレミアリーグが開幕する直前の1991‐92シーズンのファースト・ディビジョンでは、1992年3月28日にFWゴードン・ドューリーがコベントリー・シティ戦でハットトリックを記録し、さらにその4日後の4月1日にFWギャリー・リネカーがウェストハム戦でハットトリックを達成している。

その他の2試合連続ハットトリックは、

・1968年9月4日 リーグ・カップのアストンビラ戦でマーティン・チバース、9月7日 リーグのバーンリー戦でジミー・グリーブス
・1966年2月12日 FAカップのバーンリー戦でアラン・ガイジン、2月19日 リーグのフラム戦でクリフ・ジョーンズ
・1962年12月22日 リーグのウェストハム戦でデイブ・マッカイ、12月26日 リーグのイプスウィッチ戦でジミー・グリーブス
・1956年10月6日 リーグのチェルシー戦でアルフィー・ストークス、10月13日 リーグのカーディフ戦でジョージ・ロブ
・1936年3月28日 リーグのサウサンプトン戦でジョージ・ハントとジョー・ミーク、4月4日 リーグのブラックプール戦でジョージ・ハント
・1930年8月30日 リーグのレディング戦でテッド・ハーパーが5ゴール、9月1日 リーグのバーンリー戦でビリー・クック

となる。(1936年および1930年はディビジョン・ツー。それ以外は、ディビジョン・ワン)

1925年には、フランク・オズボーンがリーグ戦3試合連続ハットトリックという今も続くクラブ記録を達成している。オズボーンは、10月24日にホームにて3‐1でリバプールに勝利した全ゴールを、さらに1週間後にアウェイで3‐5で敗北したレスター・シティ戦での全ゴール、11月7日のホーム ウェストハム戦で4‐2で勝利した試合でも3ゴールを記録し、3戦連続ハットトリックを成し遂げた。

3人の選手が同シーズンにハットトリックを記録した前回のケースは、1977‐78シーズンにまでさかのぼる。ジョン・ダンカンの8月31日のリーグ・カップ ウィンブルドン戦(4‐0で勝利)でのハットトリックと、10月22日のリーグ戦(ディビジョン・ツー)ブリストル・ローバーズ戦で、9‐0の大勝を飾ったトッテナムは、その試合でコリン・リーが4ゴール、イアン・ムーアスが3ゴールを記録している。

1シーズン中にハットトリックを最多数達成したシーズンは1936‐37シーズンとなり、ジャッキー・モリソンが5度、ジョージ・ハント、レスリー・ミラー、アンディ・ダンカン、ジミー・マコーミックがそれぞれ1度ずつを達成し、計9回のハットトリックが生まれている。