トッテナムで初めてハットトリックを記録した2003年から数えて今回がトッテナムで3度目となるハットトリックについてキーンは、「私のキャリアを通じても、4ゴールというのは初めてでね。嬉しい気持ちでいっぱいだよ。本当に喜ばしいことだし、願わくばこれからもさらにゴールを記録していきたいね。ストライカーは、ゴールで評価が下る。ゴールを決めれば当然私は嬉しいし、それが4得点となればファンタスティックさ」と喜びを明かす。
キーンが決めた4ゴールはどれも冷静さが光るものであったが、特に右サイドを深く切り込んだMFアーロン・レノンからの折り返しをゴール・ネットの天井に突き刺した2点目は圧巻のゴールだった。このゴールについてキーンは、「何から何まで上手くいったね。しっかりと足にミートしたけど、ゴールに入る時もあれば、バーを越すこともあるようなシュート・チャンスだった。運よくゴールに飛んでくれて、満足しているよ」と振り返っている。
キーンのPKでの先制ゴール
87分に4ゴール目を記録し、さらに後半ロスタイムに2度の得点チャンスを迎えたキーン。1つ目は右サイドからレノンのピンポイント・クロスをキーンのつま先でかすめた場面。そして、2つ目はペナルティ・スポット付近でボールを得たキーンに十分なスペースと時間的余裕がありながらもMFウィルソン・パラシオスへのパスを選択し、相手ディフェンダーにカットされた場面。
この2度のチャンスについてキーンは、「アザのクロスはちょっとだけ届かなかった。2度目のチャンスではパスを選んだんだ。ウィルソンがゴールを決めたそうな顔をしていたからね」とその場面を振り返っている。
(上記、公式サイトの翻訳だが、レノンは85分にギャレス・ベイルと交代しておりロスタイム時にはピッチにいない。ベイルが左ミッドフィルダーに入ったことで右ミッドフィルダーにポジションを移したニコ・クラニチャルのクロスをレノンからのクロスとキーン及び公式サイトは誤解している)
このバーンリー戦の勝利で、リーグ2連敗の悪い流れを断ち切ったトッテナム。キーンは、この勝利の重要性を、「リーグのここ2試合で6失点を喫していたから、結果を出せたこと同様にクリーン・シート(無失点)だったことにも意味がある。私は、そのことにも満足しているよ。守備もしっかりしていたし、ほとんどカルロの出番は無かった。攻撃面において、我々は実に素晴らしい。今回のように先制ゴールを獲れることがとても重要で、そうなれば試合を自由に運ぶことができる。前半は特に、我々の攻撃の組み立て、パスの繋ぎ、動き出しの全てがファンタスティックだった。素晴らしいプレーだったから、ファンも満足してくれただろうね」と語っている。