クラウチ ハットリックへの一部始終
Check 公式ニュース2009年9月24日
プレストン戦でハットトリックを達成し、5‐1の大勝に大きく貢献したFWピーター・クラウチ。

トッテナムでの初のハットトリック達成となったクラウチは、まずその自身3ゴール目の最初のビッグ・チャンスとなった87分のトム・ハドルストンのボール奪取から、FWロビー・キーンがゴールに向かってやや左、クラウチがゴール正面でフリーの状態になり数的優位の局面で、ハドストンがキーンへのパスを選んだ場面を振り返っている。

残り時間はロスタイムを入れても5分ほど。おそらくその時点では最後のチャンスと思われる局面で、ハドルストンはキーンを選択。キーンは角度が無い位置ながらもキーパーの位置を確認してゴールに流し込み4‐1と試合を決定付けるゴールを決める。そのゴールの場面で、ハドルストンからパスを受けられず肩を落とし、さらにキーンからの折り返しを期待しつつも直接シュートを狙ったことに呆然としているようにも見えたクラウチは、「トムには言っておいたのさ。だって、ハットトリックが目前だったからね。まじめな話、ロビーがゴールした時は本当に嬉しかったよ。あのゴールで勝ち抜けがほぼ確定したからね。あの時点では、ハットトリックの実現は無いかな、と思っていた。残り10分か15分という局面で、『ハットトリックまであと1点』となるといつも以上にゴールへの気持ちが貪欲になる。試合がほぼ決まっていても、次のチャンスを狙いたくなる。最後にそのチャンスが私にやってきたことに感謝しなければならないよ。アーロン・レノンのおかげさ。彼には『次のチャンスを俺にくれ』って言っておいたんだけど、実際にそうしてくれたんだからね」と、素直にキーンのゴールを喜んでいたことを強調している。

右サイドからキーンがクロスを上げ、逆サイドのMFアーロン・レノンがそれをゴール正面のクラウチに折り返すと、これをクラウチは反転しながらのヒールキックでゴール右隅に流し込む。このビューティフル・ゴールを振り返るクラウチは、「あの場面では、即興で繰り出すしか無かったよ。ディフェンダーが(手前で)ヘディングをミスして、瞬時にシュートを枠に入れるためには、あのキックしかなかった。ゴールに入ってくれて本当に嬉しかったよ。ハットトリックを記録できたことはとても誇らしいこと。最後の最後になってしまったけど、何とか実現できてよかったよ」と喜びを明かしている。


Crouchy, Preston