新たに建設されるワールドクラスのトレーニング・センターにより、トッテナムは以下の4点をコンセプトを掲げている。
・トップレベルの選手がトレーニングに励むに相応しい設備環境
・成長中の若い才能の効果的な育成
・2300万ポンドを充て施設の周辺地域コミュニティーの発展プロジェクトを行う
・周辺環境に配慮し、かつ地域の象徴たる施設デザインへの配慮
建設はまず、一軍、リザーブ、アカデミーの選手らのクラブハウスから始まっており、その工事の開始日となった水曜日には記念式典が執り行われている。
この着工式典にてダニエル・レビィ会長は、「本日、長く、しかし着実なるスパーズの新トレーニング・センター完成に向けた道のりを歩み出す記念すべき日を迎えました。このセンターが完成した暁には、ヨーロッパでも屈指の施設となるでしょう。どのクラブも世界最先端のトレーニング・センターを保有し、トップレベルの選手をそのレベルに相応しい環境でトレーニングさせたいと強く願っている。クラブはこれまでインフィールド評議会と、リー・バレー地域公園管理局の協力のもとでプロジェクトを進めてきた。まず、私はこのプロジェクトを実現に向けて大きく前進させた彼らの支援に感謝を申し上げたい。そして、インフィールド地域の更なる発展に寄与すべく2300万ポンドを地域発展プロジェクトに充て、インフィールドとの相互利益を生み出せる関係を築き上げていきたい」と、挨拶を発している。

続けてハリー・レドナップ監督は、「このクラブは強大であり、新たなこの施設は、最高峰を目指して絶え間なき歩みを続ける我々の意思を如実に表している。完成すれば本当に素晴らしい環境を与えてくれるだろう。それぞれのレベルにある我々の選手も、この施設の充実ぶりに活気付くだろうね」とコメント。
さらに、クラブ・キャプテンのDFレドリー・キングは、「スパーズの各年代のチームで育まれた私は、このクラブで若い才能が成長するために、この施設がどれほど重要で価値のあるものかを誰よりも分かっている。この施設がアカデミーの選手たちにとってファンタスティックな居場所を与えてくれるはずさ」とスパーズで育ったキングらしい若手育成に着目したコメントを寄せている。
トッテナムのファンとして有名なFA(イングランド・フットボール協会)のトリースマン卿は、「トッテナム・ホットスパーの新たなトレーニング・センターの着工は、この国のフットボールの施設のレベルを大きく押し上げる象徴的な存在となる。このワールドクラスの設備は、クラブが自国の若手選手の育成に熱心に取り組む姿勢の表れであり、FAとしても大歓迎したい」と祝辞を寄せている。
さらにトッテナムの非常勤役員サー・キース・ミルズは、「新トッテナム・ホットスパー・トレーニング・センターは、ヨーロッパでも最高の施設となり、クラブが長期的に発展を続けていく野望の大きさを示している。我々が提携している南米のスーパースポート・ユナイテッドや、ブラジルのスポーツ・クラブ・インテルナシオナル、アメリカのサンノセ・アースクエイクスらとも手を取り合って、若手の育成をさらに活発化していきたい」と、世界トップレベルの練習環境の実現に大きな可能性を表明している。
なお、この建設工事は3年で完了する予定となっている。