レドナップ 思惑通りのクラウチ劇場
Check 公式ニュース2009年8月31日
土曜日のバーミンガム・シティ戦で、その高さをヘディングの精度で素晴らしいパフォーマンスをみせたFWピーター・クラウチを賞賛するハリー・レドナップ監督。

後半開始早々にMFルカ・モドリッチの負傷により投入されたFWピーター・クラウチ。前半は試合を優勢に進めるも、ゴールが生まれなかったトッテナムは、このクラウチの投入により攻撃のかたちを激変させる。組織力と集中力でトッテナムのパス中心の攻撃を耐え凌ぎ続けたバーミンガムも、クラウチの高さという新たな武器には成す術なし。それまでゴール前の危険エリアの守備を固めていたバーミンガムだが、サイドの攻防戦までには十分な対応が及ばず、精度の高いクロスがクラウチの頭を目掛け飛び続ける。

出場時間35分の間に、クラウチの高い打点でのヘディング・シュートがバーミンガムのゴールを襲い、そこから生まれたゴールは72分の先制弾1つに留まったものの、ポストを叩いたのが3度、GKジョー・ハートのセーブが1度、ゴールライン際でのMFリー・カーズリーのクリアが1度と、ゴールにあと一歩と迫る場面だけでも5度を数えている。

まさに後半はクラウチ劇場となったバーミンガム戦を振り返るレドナップは、「クラウチーが出場し、別次元の能力を見せてくれた。エリア内ですべての競り合いに勝利し、3‐4ゴールを決めていてもおかしくなかったほどだ。変化が必要な試合展開になったとき、彼を投入すれば見事に期待に応えてくれる。たとえ、試合途中にベンチから出場したとしても、あれだけの変化を与えることができるのだ。チームの情勢が芳しくないときでも、ロング・ボールを送れば別次元の存在感を彼が示してくれる。まさに驚異的な存在だよ」とコメント。

なお、日曜には今季ここまでプレミアリーグでの先発出場が無いクラウチがFWジャーメイン・デフォー、MFアーロン・レノンらと共にイングランド代表メンバー入りを果たし、ファビオ・カペッロ監督の評価も勝ち得ている。