サリバン フットボールを愛する守護神
Check 公式ニュース2009年8月26日
対戦相手の元トッテナムの選手がトッテナムのファンのためにインタビューに答える今シーズンからの新企画第2弾は、水曜日のカーリング・カップ第2ラウンドの対戦相手、ドンカスター・ローバーズにいまだ選手として在籍するGKニール・サリバン。

まず、サリバンの経歴を振り返ろう。2000年にウィンブルドンからトッテナムに加入したサリバンは、デビューとなった2000-2001シーズンの大活躍でプレミアリーグでも屈指のゴールキーパーの評価を得、スパーズ・ファンが選出する年間最優秀選手賞を受賞している。2003年にチェルシーに移籍し、さらにその後に在籍したリーズ・ユナイテッドでは100試合以上に出場。そして2007年6月に現在のドンカスターに移籍して、2007-08シーズンにはプレーオフまで戦い抜いた末に、ウェンブリーでの古巣リーズ戦に勝利し、ローバーズのリーグ・ワンからチャンピオンシップへの昇格に貢献している。

キャリア通算の出場試合数は550試合を数え、いまも『引退』の2文字を考えることはない39歳のベテラン守護神ニール・サリバンは、ゴールキーパーのパフォーマンスに年齢という障壁がないことを実証する男である。

その鉄人サリバンは、「コンディションは良いし、健康上の問題は無いね。監督がハッピーで観客がハッピーなら、いつまでもプレーを続けるつもりだよ。負傷とは無縁だし、関節も良好。もとからスピードは無いし、運動神経も良くないから、年を取ったから衰えるものなどないのさ。これから先のことはなるようにしかならないよ」と楽観的で陽気に自身のキャリアについて語る。



Sully



トッテナムでは81試合に出場。特に加入した2000-01シーズンの大活躍はファンの記憶にも鮮明に残っている。スコットランド代表でも28キャップを数えるサリバンがスパーズに加入した当時を振り返り、「ウィンブルドン時代は、トレーニング・グラウンドも満足に使えなかったから、ウィンブルドン・コモン(国立公園)で草サッカーをしている人たちと場所を分け合って練習をしていたよ。その環境からスパーズに加入して、ダレン・アンダートンやレズ・ファーディナンド、ダビド・ジノラ、そしてイアン・ウォーカーが周りにいる環境に激変したんだからね。それに練習グラウンドはファンタスティックだったし、芝生も輝いていたね。練習グラウンドに車で行くと、誰かが駐車してくれるんだぜ。ジョージ・グラハムが私を獲得してくれたおかげで、本当に凄い環境に来れたものだと感動したものさ。加入して最初のシーズンは出場機会に恵まれた。でもその後は新たな監督が来てあまり出場できなくなってしまった。フットボールの世界ではよくあることだけどね」とコメント。

そして、現在在籍するドンカスターは、昨シーズンからチャンピオンシップで戦っており、サリバン自身もクラブの年間最優秀選手賞の投票で受賞の次点に入るなど、39歳にして活躍を続けている。その秘訣について質問されたサリバンは、「ただプレーするだけ。それ以上のことができるかい?それ以上の何ができるのかな。ドンカスターは伸び盛りのクラブであり、野心に溢れている。ドニーのようなクラブであれば、チャンピオンシップでも立派に戦い抜けるよ。昨シーズンは、立派に戦い抜いたと思っている。だけど、これからも全身を続けなければいけないね。この環境こそが自分に合っているんだ。素晴らしい環境だよ。フットボールをするのが大好きなんだね。リーズやチェルシーにもうちょっと長く留まることもできたんだけど、やっぱりフットボールの試合に出たかったし、その時その時を楽しみたいからね」と純粋なるフットボールへの愛を語りインタビューを終えている。