ローズ 忘れがたき週末
Check 公式ニュース2009年7月27日
金曜のFCバルセロナ戦と日曜のセルティック戦の週末の2試合で幕を閉じたウェンブリー・カップ。残念ながら、1分1敗の結果、そして内容ともに満足いくものではなかった同大会だが、スパーズの若手MFダニー・ローズはこの週末の経験を忘れることはないだろう。

金曜に、新たにスパーズとの4年契約に合意した19歳のローズは、世界でも屈指の名門クラブに数えられるFCバルセロナ、セルティックとの対戦を、夢の舞台であるウェンブリーで経験。2008‐09シーズンは、負傷による長期離脱を強いられたローズ。しかし、その悪夢のシーズンの終盤に復帰すると、ローンでワトフォードに在籍。そこでの活躍が評価され、負傷者が相次いだU-21イングランド代表のメンバー入りを実現。夏に行われたU-21ヨーロッパ選手権では出場機会こそ満足に得られなかったものの、準優勝チームの一員となっている。


プレシーズン開始後から一軍メンバーに加わっているローズは、「これこそがまさにフットボールさ。ある瞬間にどん底に落とされた気分になったと思ったら、次の瞬間には天にも昇るような高揚感を味わえるんだ。昨シーズンは、僕にとってとても辛いシーズンだった。その苦境を乗り切るためには、かなりの精神的なタフさが要求されたよ。でも、その後にU-21イングランド代表に招集されて、さらにデボンでのスパーズのトレーニング・キャンプに合流し、充実した1週間を過ごせた。コーチたちも、僕が一回り成長した評価してくれているし、だからこそ契約更改が実現したんだと思っているんだ」と興奮気味に語っている。

バルセロナと1‐1。セルティックには2‐0で敗れたスパーズだが、ローズは、「セルティック戦は、結果はいまいちだったけど、後半のパフォーマンスはなかなかだったと思う。チャンスも作れていたし、ゴールが生まれなかったのは運がなかったんじゃないかな。だけど、僕にとって何よりの感動はウェンブリーさ。しかも、バルセロナやセルティックが相手だよ。プレシーズンだから、結果よりも内容が大事。週末の結果は残念なものになってしまったけど、来週以降に、それを乗り越えていけるはずだよ」と前向きに話している。