エクセター・シティ戦レビュー
Check 公式ニュース2009年7月16日
昨夜、セント・ジェームズ・パークで行われたエクセター・シティとのプレシーズン・マッチは、ハリー・レドナップの前言通り、前・後半で11人を総とっ代えする親善試合らしい戦いで3‐0の大勝をスパーズが飾っている。それぞれ、前半のゴールはMFジェイミー・オハラ、そして後半はMFアーロン・レノン、FWダレン・ベントが記録しているが、特に後半は相手GKポール・ジョーンズのスーパー・セーブが目立つ展開となっている。

試合の流れを追うと、まず最初のチャンスを作り出したのはスパーズの右サイド。先発した右サイドMFデイビット・ベントリーと右サイドDFアラン・ハットンの組み立てからベントリーがクロスを上げると、これにFWジャーメイン・デフォーが頭で合わせる。しかし、これはGKジョーンズにセーブされゴールにはならず。

さらに17分には、左サイドDFパスカル・シンボンダのクロスにデフォーが走りこむが合わず。ここまでは両チームともに、コンディション状態とボールの感触を確かめながら落ち着いた展開が続いていた。

プレッシャーが徐々に強くなってきた時間帯に差し掛かり、ショート・コーナーからMFトム・ハドルストンが思い切ったミドルシュートを放つが、これはわずかにバーを超えてしまう。32分には、ハットンのクロスにキーンが合わせてジョーンズがこれを弾くと、そのこぼれたところにオハラが詰めて先制ゴールが生まれる。さらに、デフォーがそのあとにチャンスを迎えるも、ジョーンズが再びこれをセーブ。ハドルストンのチップ・キックでのお膳立てにキーンが合わせるが、前半のうちに追加点は生まれず後半に折り返すことになる。

ハーフタイムに、11人の選手全員を交代したスパーズは、DFマイケル・ドーソンのフィードを受けたMFケビン・プリンス・ボアテンクがおよそ40メートルの距離からゴールを狙う積極性を見せると、さらにFWロマン・パブリュチェンコにもシュート・チャンスが訪れるが、ここにもGKジョーンズが立ちはだかる。

MFルカ・モドリッチのクロスに対してもGKジョーンズが対応し、さらにボアテンクのゴール右上を狙ったシュート、レノンのアシストからベントのシュートと、ことごとくGKジョーンズが好手を見せて1-0のまま試合は進んでいく。

一方、エクスターの攻撃では、60分を過ぎたところでのローガンがシュートを狙うが、これが1軍でのデビューとなるGKデイビット・バットンが指先でこれを掻き出して、ジョーンズに負けじとゴールを死守する。

圧倒的優勢に試合を進めるスパーズが、ようやく点差を広げたのは69分。モドリッチのメイク・アップからパブリュチェンコのシュートがポストを叩くと、そのボールがレノンの前に。これを落ち着いてゴールに流し込んだレノンが追加点をあげる。後半は、パス回しや動き出しでエクセターを凌駕し、試合をコントロールし続けるスパーズが、さらにモドリッチのチャンス・メイクでベントに決定的なパスを供給。しかし、ベントのやや角度の厳しい位置からのシュートはゴールを外れてしまう。

それでも迎えた81分に、パブリュチェンコのミドルシュートをジョーンズが弾き、そこを詰めたベントがスパーズの3点目を記録。その後にもMFウィルソン・パラシオスが決定的なシュートを放つが、これはゴールライン際でクリアされている。

なお、この試合では3失点を喫したものの、再三に渡る好セーブを見せたエクセター・シティのGKポール・ジョーンズが、マン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

前半のスパーズ布陣
GK:クディチーニ、右DFハットン、中央DFデルビィ、チョルルカ、左DFシンボンダ、右MFベントリー、中央MFハドルストン、ローズ、左MFオハラ、FWデフォー、キーン

後半のスパーズ布陣
GK:バットン、右DFガンター、中央DFドーソン、リバモア、左DFアスエコト、右MFレノン、中央MFボアテンク、パラシオス、左MFモドリッチ、FWベント、パブリュチェンコ